オリジナルメンバーの5人で復活したRIP SLYMEが新たに発表した公式グッズが炎上しています。トランプ大統領の「MAKE AMERICA GREAT AGAIN」(MAGA)をパロディにした「MAKE RIP SLYME GREAT AGAIN」のキャップを発売したところ、“なーんにも考えずに作ってそう”とか“RIP SLYMEダセー”と批判が殺到したのです。
この影響からか、現在までに商品を告知したポストは削除され、グループのオンラインストアでも在庫切れ状態になっています。
キャップをプロデュースしたのは、メンバーのSU。「今こそ共に、再びリップスライムを!」とファンに呼びかける思いを込めたのだそう。このコメントを見ると、純粋な気持ちの照れ隠しで遊び心を出してしまったぐらいの話なのでしょう。
「楽園ベイベー」や「FUNKASTIC」などのヒット曲で独特のユーモアを発揮してきた彼らのことですから、これぐらいの冗談なら受け入れられるだろうとの読みがあったのかもしれません。
しかしながら、時代は変わりました。2025年においてRIP SLYMEのセンスはどう映るのか? そしてそれを受け取る世間の空気はどうなっているのか? 様々な角度から考えてみたいと思います。
00年代には“イケてる”とされたRIP SLYMEのセンス
まず、RIP SLYMEのセンスに関して。彼らの悪ノリとオシャレの絶妙なバランスは、80年代から90年代にかけてのサブカルチャーの洗礼を受けてきた人たちならではの感覚です。これが2000年代の前半までは、確実に“イケてる”ものとして受け入れられてきました。
ただし、近年では、この斜に構えたアプローチを気恥ずかしいものと見る傾向があるように感じられます。
たとえば、「MAKE RIP SLYME GREAT AGAIN」というスローガンは、RIP SLYMEがただの一度も「GREAT」だったことはないという自虐も踏まえたうえでのパロディです。それなのにさらに「AGAIN」と打ち出す図々しさが、彼らの皮肉めいた音楽性と共鳴しているわけですね。
そうして、本心を隠す技術の中に、小洒落た表現力が培われていく。それを“センス”として競い合っていた時代に鍛えられたアーティストなのです。
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https://nikkan-spa.jp/2098147/2
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引用元: ・【音楽】RIP SLYMEのトランプ大統領「MAGA」パロディグッズに批判殺到 告知ポスト削除 [ネギうどん★]
恐るべし令和
しかし出すタイミングおかしくないか?
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