6/15(日) 6:22 文春オンライン(相澤 洋美/週刊文春CINEMA)(※抜粋)
https://news.yahoo.co.jp/articles/eafaa214206c9c9cf20ea90695f523f43a0867aa
公式インスタグラムより引用

『ゴッドファーザー』三部作(72~90年)、『地獄の黙示録』(79年)などの名作で、映画史にその名を刻む巨匠、フランシス・フォード・コッポラ監督が、85歳で新作『 メガロポリス 』を発表。古代ローマと現代のアメリカを重ね合わせた空前絶後の物語は、どのように生み出されたのか。最初の構想から40年、1億2000万ドル(約186億円)もの私財を投じて製作費を調達し、映画監督としての生涯をかけて挑んだ最新作への思いを語った。
■映画や芸術は人の道しるべとなり人類に喜びをもたらすもの
──あなたの作品は、暴力的な作品であっても、美しい映像や音楽で彩られています。映画や芸術には、どのような力があると思われますか?
F・コッポラ監督 現代人はとても混乱している。自分が幸せなのか惨めなのかわからない。そういうなかで、道しるべとなり、道を照らしてくれるものが映画や芸術だと私は思っている。
人類は30万年前にこの地球上に誕生して以来、芸術を創造するという並外れた能力を享受してきた。でも芸術の原点は、子どもたちと遊んだり、壁に絵を描いたり、手に絵の具を吹き付けたりというところから始まっているのだと思う。それがやがて伝統的な芸術へと発展したのだ、と。
日本では視覚芸術だけでなく、美しい文芸、詩、絵画、映画、演劇、生け花など、あらゆるものが芸術の対象となっている。つまり、人類に喜びをもたらすものがアートであり映画なのではないか。人々が助け合い、お互いの理解を深めるための手段、といってもいいだろうね。
──これまで数多くの名作を生み出してきたF・コッポラ監督ですが、もっとも思い入れの深い作品はありますか?
F・コッポラ監督 「あなたの子どものなかで、誰が一番のお気に入りですか?」と聞かれているようで答えにくいな。その時々の自分によって思い入れのある作品は変わるけれど、最近個人的に好きなのは『ランブルフィッシュ』(83年)という映画だよ。
もちろん、『メガロポリス』にも強い思い入れはある。何しろ、生まれたての赤ん坊で、素晴らしいテーマを持っているからね。
ところで、あなたにはお子さんがいるの?
■生きている限り、次の作品も撮るだろう
──はい、息子が2人います。
F・コッポラ監督 じゃあ、『メガロポリス』で私が伝えたかったメッセージをあなたにも贈るよ。「子どもたちのために、怖れずに未来へ飛び出そう」。次世代の子どもたちのために、そしてあなたのお子さんのために、ぜひこの言葉を伝えてほしい。
──ありがとうございます。最後にひとつだけ、質問させてください。先ほど、「生きている限りは映画を作っていきたい」とおっしゃいました。次作もまた期待していいでしょうか?
F・コッポラ監督 それは誰にもわからないね。何しろ私はもう86歳だから。でも、生きている限り、次の作品も撮るだろうと思うよ。いつかはわからないけどね。
(※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)
『 メガロポリス 』(原題:Megalopolis) 6月20日(金)IMAXR他全国劇場にて公開!
<STORY>
近未来の都市ニューローマで、天才建築家カエサル(アダム・ドライバー)は、理想都市「メガロポリス」開発を推進していた。しかし、現実主義の市長キケロ(ジャンカルロ・エスポジート)や一族の陰謀に翻弄され、濡れ衣で逮捕される。キケロの娘・ジュリア(ナタリー・エマニュエル)の尽力で解放されたカエサルは、再び開発に邁進。しかし衛星墜落や暗殺未遂など困難が続き、昏睡状態に陥ってしまう。一方、カエサルの恋人だったジャーナリスト・ワオ(オーブリー・プラザ)は、名門クラッスス一族と結託して乗っ取りを画策し、カエサルの計画を阻む。「メガロポリス」開発の行方とカエサルの運命は──。
引用元: ・【文春】『ゴッドファーザー』でもなく『地獄の黙示録』でもない…フランシス・F・コッポラが明かした“もっとも思い入れのある作品” [湛然★]
娘さんの撮った「ロスト・イン・トランスレーション」も絶賛してたな。もちろん身びいきもあるかもしれないけど、手放しで喜んでた。
不思議と色褪せないで古さを感じないんだよな
まあ後はモーターサイクルボーイがムダにカッコイイと
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