YouTuberのラファエルさんが2025年6月9日に公開した動画で、Nintendo Switch 2の転売品を購入し、視聴者にプレゼントすることを発表。その後、6月12日にX(旧:Twitter)で批判に対して「法を犯してるわけでも無い」「ロレックスの転売と同じ」といった趣旨の反論したことで、議論が巻き起こっています。とくにスイッチ2を欲しくても手に入れられない人たちから非難が殺到しました。
たしかに転売自体は合法です。資本主義の論理からすれば、需要と供給のバランスで価格が決まるのも自然なこと。
(略)
●PS5で起きた「見えない被害」を振り返る
「でも、売れれば企業にとっては同じでしょ?」 そう思う人もいるかもしれません。しかし、PS5の転売問題を振り返ると、ことはそう単純ではないことが分かります。
PS5は2020年11月の発売から長期間にわたって品薄状態が続き、転売価格は定価の2倍近くまで跳ね上がりました。たしかにソニーにとって本体の売上は変わらなかったかもしれません。でも、本当の問題はその先にありました。
ゲーム業界のビジネスモデルは特殊です。多くのゲームハードは、本体だけでは利益に乏しいか、場合によっては赤字で販売されていることもあります。利益の源泉は、そのハードで遊ぶゲームソフトの売上なのです。ソフトが売れるたびに、開発会社からハードメーカーにロイヤリティーが支払われ、これがビジネスの根幹を支えています。
転売で購入されたPS5の多くは、転売屋の在庫として眠り続けました。誰も遊ばないゲーム機からは、当然ソフトの売上は生まれません。ハードが普及しない→ソフトが売れない→開発者の収益が減る→新しいゲームが作られなくなる。この悪循環こそが、転売問題の「見えない被害」なのです。
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https://magmix.jp/post/303534
引用元: ・【ゲーム】スイッチ2転売購入に批判殺到 ゲーム業界に深刻な悪影響も PS5は転売屋の在庫として眠り続け、普及せず [ネギうどん★]
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