歴史認識に関して、石破氏は政治の師と仰ぐ田中角栄元首相の平和思想を継承し、軍国主義への反省姿勢を受け継いでいる。しかし同時に、日本の右翼・保守勢力からのけん制や世論の不安定といった障害にも直面している。日本がこれから歴史を直視し反省し、対抗的姿勢から実務的な外交へ転換できるかどうかは首相個人の政治的意志のみならず、国内政治勢力の構造的変化および社会全体の歴史問題に対する理性と成熟度にかかっている。
2025年は日本の無条件降伏80周年だ。石破氏が戦後80周年談話を発表するか否かと、その具体的な内容が注目の的となっている。もし石破氏が一貫した歴史的立場を堅持し、日本敗戦・降伏80周年というタイミングで正しい歴史観を示す「石破談話」を発表し、日本の歴史認識問題において徐々に「村山談話」の精神へ回帰するよう導くことができれば、戦後東アジア秩序における歴史的誠意と平和的共存に基づく信頼メカニズムの再構築に寄与し、複雑な激動の時代において地域の安定と繁栄を維持するための積極的材料を蓄積できるだろう。(房迪 北京外国語大学北京日本学研究センター研究員)
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年6月13日
http://japanese.china.org.cn/jp/txt/2025-06/13/content_117925592.htm
■参考ソース
<独自>石破首相「歴史認識」踏み込まず、戦後80年で「見解」 自衛隊の文民統制焦点に
https://www.sankei.com/article/20250610-US2GZBBNANLWVEO5L5QWDDLJ3Q/
引用元: ・【中国メディア】石破氏が戦後80周年談話を発表するか否か、その具体的な内容が注目の的になっている [6/15] [ばーど★]
媚中コバホークじゃねえんだぞ
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