https://www.yomiuri.co.jp/local/ibaraki/news/20250613-OYTNT50000/
引用元: ・行方不明者発見のトイプードル警察犬に感謝状 日立署 [618719777]
不明者発見アンズに感謝状 日立署 トイプードルの警察犬
2025/06/13 05:00
木村署長(右)から感謝状を贈られた鈴木さんとアンズ(12日、日立署で)
行方不明になった高齢者を発見したとして、日立署は12日、嘱託警察犬のトイプードル「アンズ」(メス、12歳)と、警察犬指導士で飼い主の鈴木博房さん(74)(東海村)に感謝状を贈った。アンズは2016年に小型犬として県内で初めて警察犬に採用され、県警で現在最高齢の「ベテラン」だ。不明者を発見して表彰されるのは4回目となる。(大垣裕)
4月30日午後7時頃、日立市小木津町の自宅を出た男性(90)が「暗くなっても帰ってこない」と家族から署に連絡があった。署から出動要請を受けた鈴木さんは午後9時に現着。アンズは男性のパジャマのにおいを手がかりに捜索を始めた。自宅から約1キロを追跡して、45分後、山中の川沿いでにおいをかぎ続けたため、署員が対岸を確認し、斜面で座り込んでいた男性を発見した。男性は擦り傷程度のけがで無事だった。
アンズは飼い主が飼育を放棄し、殺処分されそうになったところを鈴木さんが引き取った。シェパードと一緒に訓練を重ねて警察犬となった。人の年齢で「60歳を超えている」(鈴木さん)というが、にぎやかなパチンコ店や、様々なにおいの誘惑があるフードコートでも迷わず活動できるという。鈴木さんは「かなりの場数を踏んで経験を蓄積して捜索に生かしている。衰えはない」と語る。
アンズの子、「エリー」(メス、7歳)と「エディ」(オス、7歳)も警察犬として活躍中だ。エリーは不明者の発見に貢献したとして5月に大子署から表彰されている。今回の捜索で鈴木さんは親子3匹を連れてきたが、「自分が出たい」とアピールしたアンズを出動させたという。
日立署の木村大樹署長は「人が入らない山中で、アンズの先導がなければ見つけられなかった。これからも活躍に期待している」とたたえ、アンズにご褒美のジャーキーなども贈った。
アンズについては過去に書籍化されているが、今夏にも「おかあさんになった警察犬アンズ」(岩崎書店)が出版される予定だ。
毎度おなじみクヴィレット号
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嘱託警察犬に出動要請って珍しいな。
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