東京都議選(定数127、22日投開票)が13日告示された。与野党は都議選を夏の参院選の前哨戦と位置付けて国政選挙並みの態勢で挑む。都議選はその後の国政選挙の勝敗と連動することが少なくない。
石破茂首相(自民党総裁)は衆院で過半数を持たない少数与党で臨んでおり、都議選の結果は、今後の政局にも大きな影響を与えそうだ。
首相は13日、官邸で記者団の取材に応じ、「全員当選を目指し、党本部としても都連と連携しながら全力を挙げて臨みたい」と意気込んだ。
首相の「第一声」は官邸内に響いただけで、街頭での訴えは見送った。首相があえて街頭に立たなかったのは、都議選で敗北した場合の責任論を回避するためとみられる。
これまで都議選の勝敗は、ときに政権交代も招いてきた。平成元年の都議選では自民が大敗を喫し、社会党が躍進した。
その後の参院選でも自民が惨敗し過半数割れに追い込まれた。平成21年の都議選では民主党が大勝し、続く衆院選で政権交代を果たした。
自民が政権復帰した翌25年の都議選では自民が圧勝し、直後の参院選も制して衆参ねじれを解消した。
首相は少数与党で都議選に臨むが、今も「政治とカネ」の問題や政府の物価高対策への批判は根強い。首相は就任以来、支持率低迷にあえいでおり、政権幹部は「都連からも『首相の応援は控えてほしい』との声が届いている」と漏らす。
https://www.sankei.com/article/20250613-XBNO42F4VBPHDN25WFYBLQ245E/#:~:text=%E7%89%A9%E4%BE%A1
引用元: ・【都議選で与野党激突、自民党は石破首相隠し】政権幹部 「都連からも『首相の応援は控えてほしい』との声が届いている」
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