富山テレビ
2025年6月12日 木曜 午前8:00
富山市大沢野地区の自治振興会総会で新会長に就任した坂上誠一さん(当時55歳)は、町内会の負担軽減を掲げ、改革への決意を語った。「町内会の仕事を徹底的に減らすこと」を柱に、住民自治の最小単位とも言える町内会の今後を変えようとしている。
「変化を恐れない」新会長の決意表明に驚きの声
「近年、町内会の運営に悩む姿をテレビや新聞でよく見る。ここ大沢野も例外ではありません」。坂上さんは就任の場で力強く語った。地元でパソコン修理店を営む坂上さんは、2年前に自治会役員を引き受けた際、行政から依頼される業務の多さに驚いたという。
「やめるには勇気がいるが続けるのは無責任でもできる」という言葉を胸に、坂上さんは「変化を恐れない」と宣言。
この斬新な姿勢に、出席した町内会長たちからは「今までにない会長でびっくりした」「当たり前を変えるところに期待している」といった反応が寄せられた。
行政の末端を担う町内会の過重負担
富山市には1415の町内会があり、小学校単位の79自治振興会、そしてそれらを束ねる連絡協議会というピラミッド構造となっている。行政からの依頼が上から下へと流れ、逆に住民の要望を下から上へと届ける重要な役割を担っているのだ。
坂上さんは「自治振興会は行政からの依頼をまとめて受け取る場所。現状はその中継所でしかなく、そのまま町内会に流しているから町内会はパンクしている」と指摘する。特に広報紙の配布、各種委員の選出、募金活動など、行政の末端業務を担う負担が大きい。
富山市が実施した町内会長向けアンケートでも、各種委員の推薦や就任、会議やイベントへの出席に負担感があるという回答が寄せられていた。
https://www.fnn.jp/articles/-/885779
「土曜朝食会」で始まった改革の一歩
引用元: ・【富山】 「町内会の仕事、本当に必要?」56歳新会長の大胆改革 「変化を恐れない」宣言に驚きの声 パンク状態から脱却に挑む
強制入会やけどなw
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