雨の朝、次々と車両が行き交う路上を全身ぬれた状態でさまよっていた2歳の男の子を、ワゴン車で通りかかった男性が保護した。男の子は家族が目を離したすきに1人で外に出てしまい、そのままでは交通事故に遭う危険が高かった。【写真】手をつないで向かった消防署 迷子の園児保護した小学生2人に感謝状
5月6日午前8時40分ごろ、群馬県大泉町吉田の町道。ワゴン車を運転していた栃木県足利市のパート従業員、横田昇幸(のぶゆき)さん(71)は、前方の車両が何かを避けるように走っていることに気づいた。
近づくと、路上にパジャマのような服を着た小さな子どもがいた。落ち着きがなく、予測不能な動きをしている。このままでは、はねられるかもしれない。
横田さんはワゴン車を近くのコンビニエンスストアの駐車場に入れた。男の子に駆け寄り、手を握った。「お父さんは? お母さんは?」と聞いてみた。しかし、嫌がって逃げ出そうとする。
雨が降っていたこともあり、抱っこして道路向かいのコインランドリーの店内に連れて行った。すると、テーブルの周辺を走り回り始めた。
ようやく余裕ができ、110番通報した。
業務で1日70キロ近く運転するという横田さん。これまでにも倒れている人を助けたり、転んでけがをした高齢の女性のために救急車を呼んだりしてきた。
大泉署は4日、交通事故の未然防止に貢献したとして、横田さんに感謝状を贈った。林衛署長は「仕事を優先したり、誰かがやってくれると考えたりする人もいる。思いやりの心で安全を確保していただき、ありがとうございました」と述べた。
横田さんは「このような場面に遭遇したら、必ず同じような行動が取れるように心がけていきたい」と話していた。(小幡淳一)
https://approach.yahoo.co.jp/r/SwgTLr?src=https://news.yahoo.co.jp/pickup/6541864&preview=auto
引用元: ・雨の中さまよう2歳男児を救助 [194767121]
日系移民1世の方か
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