実際には形骸化しており、すでに内定率は8割近くに達しているともいわれる。
企業にとっては、内定を与えた学生が無事、入社してくれるのか、定着してくれるのか、戦力になるのか。
そこが最大の関心事だ。
入社後すぐにやめる人の理由
入社後すぐに退社する新入社員。
どんな理由が多いのか。
退職代行のモームリを管理するアルバトロス社が、2024年度新卒者1814人の退職代行利用者の調査を行い、その結果を公開している。
それによると4月(15.4%)、5月(14.1%)の利用者だけで全体の29.5%となっている。
退職した新入社員の約3割が入社から2か月以内に決断したことになる。
また、時期別の退職代行の利用の経緯・退職理由も調査されている。
4月~6月では、「入社前の契約内容・労働条件と勤務実態の乖離(かいり)」が最も多く、47%を占める。
実際の退職理由として、次のようなコメントも紹介されている。
入社式直後に退職した美容関連の女性は「会社説明会で聞いたことと全然ちがい、細かい説明もなく、身だしなみなど自分の好きなことを制限され、凄く嫌悪感を抱く言い方で、入社式にも出させてもらなかった」と明かしている。
4月に退職した建築・建設関連の 男性の理由は次の通り。
「入社前に『土曜は基本的には休み。ただ祝日で平日が休みの場合は土曜出勤になる』と聞いていた。実際入社したら、土曜日も通常出勤で休みは日曜だけだった。
『充実した研修制度あり』と公式サイトにも写真付きで紹介がされていたが、研修なしで入社式翌日から現場に行かされた」
入社後すぐに退職する新入社員の多くが「話が違う」を理由としている原因を、入社する側の確認不足にのみに帰するのは無理がある。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/89c7b498f819d32665334987fdfc93ef06bccd79
引用元: ・【社会】「話が違う!」と即退職する新卒入社社員…身勝手対応に法的問題は?企業の対策は?
さくっと決断できる奴は優秀だよ
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