https://president.jp/articles/-/96765?page=12025/06/11 7:00
小島 雄一郎
kojimake代表取締役/IMADEYA社外取締役
現代において「沢山の中から選べること」は、もはや豊かさではなくなった。自宅に誘致したお酒のセレクトショップ「IMADEYA」の社外取締役を務める小島雄一郎氏は「人々は沢山の選択肢の中から最高の一品を選びたいわけではない。『選ぶストレス』から解放されたいのだ」という――。(第1回/全2回)
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目次
1.意思決定の労力は重要なことに使いたい
2.際限なく増えている選択肢への判断材料
3.「選択肢インフレ社会」でお腹いっぱい
4.ネットやSNSの普及で変わったパワーバランス
5.ますます厳しくなる「生活者」の選ぶ目
6.モヤモヤした感情を整理する
7.「選ぶストレス」から解放されたい
※本稿は、小島雄一郎『「選べない」はなぜ起こる?』(サンマーク出版)の一部を再編集したものです。
意思決定の労力は重要なことに使いたい
「なんだか最近、意思決定がダルくて……」
とある若者が、ぽつりと言った。
意味がよくわからなかったので、詳しく聞いてみた。すると彼は、コンビニでの日常的なワンシーンを例に挙げた。
「僕は毎朝、コンビニでお茶を買います。コンビニで売っているお茶って、どれもそれなりにおいしくて、ハズレを引いたことなんてないじゃないですか。正直、味の違いも大してわからないし。それなのに毎日、僕は『どのお茶にするか』を選ばないといけない。それがなんだかダルくて。意思決定をする労力は、もっと重要なことに使いたいと言うか……」
(略)
※全文はソースで。
引用元: ・【本】コンビニでお茶を選ぶことすら「ダルくて無駄な時間」…”無気力”なのではない、今の若者たちに起きていること…小島雄一郎氏 [少考さん★]
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