今年に入ってウォン高・円安傾向に歯止めがかかったが、韓国から日本への旅行需要は増加。足元では再びウォン高傾向となっていることに加え、韓国の航空会社も日本路線を増便していることから日本旅行の人気は高まる一方だ。
ウォン・円レートは今年3~4月に100円=1000ウォンを超えるウォン安になったが、5月には再び100円=960ウォン台になるなどウォン高が進んだ。
ただ月別の韓日航空路線の利用者は1月が232万人、2月が219万人、3月(231万人)、4月(212万人)、5月(228万人)と前年同月を8~14%上回っている。為替レートに関係なく日本旅行の人気は高い。
韓日路線の月間利用者は昨年10月から8カ月連続で200万人超えとなっている。高い需要を背景に韓国の航空会社は続々と日本路線を増便している。
大韓航空は4月18日に仁川―神戸線を就航。週2往復で運航している。また格安航空会社(LCC)のジンエアーが4月3日から仁川―石垣島線を週5往復運航しているほか、LCCイースター航空も昨年12月から仁川―徳島線を週3往復運航している。これらはこれまでに韓国の航空会社が乗り入れたことのない路線だ。
韓国からの旅行者はリピーターも多く、主要都市だけでなく地方都市を訪問する人たちも増えている。このままのペースが続けば、今年の韓日の航空利用者は過去最多だった昨年の2514万人を上回る見通しだ。
韓国航空業界の関係者は「日本は振り替え休日に伴う連休などを使って手軽に行ける旅行地で、韓国を訪問する日本人も増えている。韓日路線の需要は増え続けるだろう」と述べたうえで、6月に国交正常化60年を記念して両国の計4空港に相手国民向けの専用入国審査レーンを設置したことが旅行需要をさらに高める呼び水になるだろうと予想した。
聯合ニュース 2025.06.08 11:03
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20250608000200882
引用元: ・韓日間の航空利用者 1-5月過去最多1100万人超え…再びウォン高、増便で [6/8] [ばーど★]
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