神奈川県箱根町は、昨年の町内への観光客数は前年比4.1%増の2031万人だったと発表した。
2千万人の大台に乗るのは2018年の2126万人以来6年ぶりで、コロナ禍からの回復をうかがわせた。 町によると、宿泊客は前年比1.2%増の398万4千人。このうち外国人観光客が大幅に増え、前年比43.3%増の49万3千人だった。
修学旅行客も2万9千人で前年比18.1%増だった。
一方、国内の一般客は346万3千人で前年比3.0%の減だった。物価の高騰による旅行控えがあったとみている。
日帰り客は1632万6千人で前年比4.8%増だった。宿泊客と同様に外国人の増加が全体を押し上げたという。
今年に入っても、外国人を中心に好調な集客が続いている。大阪・関西万博の影響はとくにみられないとしている。
勝俣浩行町長は5日の記者会見で、「インバウンドに牽引(けんいん)されて、にぎわいが復活した。
だが、国内客がコロナ禍前の水準に戻っていない。首都圏を中心に箱根の魅力を訴えていきたい」と話した。

引用元: ・箱根、外国人観光客が急増して日本人観光客が減少 [123322212]
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