これは「ヒゲの殿下」として愛された寛仁親王も在りし日におっしゃっていたことだ。
「継体天皇、後花園天皇、それから光格天皇のお三方は、それぞれ十親等、八親等、七親等という、もはや親戚とは言えないような遠い傍系から天皇となられています。(中略)宇多天皇という方は一度、臣籍降下なさって、臣下でいらっしゃった間にお子様も儲けられているのに、その後、皇室に適格者がいなくなったのか、皇族に復帰されて、皇太子になられ、天皇に即位されています。お子様も一緒に皇族になられて、その後、醍醐天皇になられています」(文藝春秋 2006年2月号)
このようなお話を聞くと納得される人もいるだろうが、「血統」というものにこだわることのない一般庶民の多くは、「そんな親戚でもないような遠縁の人よりも、天皇陛下と家族の愛子さまとか、姪の小室眞子さんの子どもとかのほうがいいんじゃない?」と思ってしまうのだ。
実際、時事通信がおこなった世論調査では、女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持する案については、賛成64.9%なのに対して、旧11宮家の男系男子が養子として皇籍に復帰する案に関しての賛成は39.2%にとどまっている。
こういう国民のビミョーな反応を見る限り、旧11宮家の皆さんの生活を守るためにも、養子として皇籍に復帰するというのは慎重に考えた方がよろしいのではないかと思っている。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/2769c9d4a576f10e5dcabbdc6441745d4af0e41d
引用元: ・【皇室】残念ですが、旧宮家の皇室復帰は非現実的です…皇位継承で「男系男子」にこだわる人に欠けている「歴史的視点」
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