備蓄米は「ブレンド米」「複数原料米」などと表示され、他のコメと混ぜて販売されることも多い。立憲民主党の緑川貴士氏は、今回の備蓄米放出について「年産表示を(事業者に)義務付けることが不可欠だ。硬いのが苦手だという消費者もいる。消費者には最低限の情報提供が必要で、『政府備蓄米、何年産ブレンド』というふうにポップで必ず掲げる、あるいはシールで貼るという対応をお願いしたい」と求めた。
小泉氏は「私も思いは同じだ。政府備蓄米を使っているのであれば、そう表記をしてもらいたい」と応じた。一方で「(表示を)義務とするかは、意見として受け止めたい」と述べるにとどめた。
また小泉氏は、政府備蓄米を全て放出した場合を含めたコメの輸入増について「今これだけコメが足りないという不足感があり、価格が高騰している。あらゆる選択肢を排除しないという姿勢は貫き続ける」と述べ、可能性を排除しない考えを改めて示した。
一方、小泉氏はコメの輸出拡大について「輸出をやりたいという若い農家がいるのも事実だ。しっかり輸出の後押しもやる」と述べ、取り組む農家を後押しする考えを示した。「中長期に向けて世界のマーケットを獲得していく。結果として、国内市場に対してマイナスよりもプラスがある」との認識も示した。
農林水産省は輸出量を2030年までに約35万トンに拡大する目標を掲げており、24年実績の年約4万6000トンに比べ、8倍近くになる。【安部志帆子】
毎日新聞
2025/6/5 16:53(最終更新 6/5 16:53)
https://mainichi.jp/articles/20250605/k00/00m/010/171000c
引用元: ・【コメ】備蓄米は「ビンテージ表示で」 小泉農相、生産年の表記「望ましい」 [香味焙煎★]
米が5000円なら最低賃金がいくらだと国民は生活できるのか議論してほしい
コメント