この日販売が始まったのは、大阪市西区の「イオン大阪ドームシティ店」。2022年産の備蓄米約4800袋(5キロ入り)が用意され、開店前に約1000人が行列した。
価格は1袋あたり税込み2138円と、同店での他の銘柄米などに比べて半額程度。長蛇の列を受けて店側が午前8時の開店時刻を5分早めると、来店客が次々に買い求めた。
前日の午後10時から並んだという大阪市西成区の男性(82)は「コメは1日3食食べるので、安く手に入ってうれしい。帰って食べるのが楽しみ」と話していた。
イオングループは、随意契約で政府から約2万トンの備蓄米を調達しており、同店で取材に応じたイオンリテールの川本昌彦執行役員は「都市部を中心に安定供給できない状況が続き、お客様にご迷惑をおかけしていた。備蓄米が行き渡れば、需給も安定していくのではないか」と語った。
近畿・中四国や福井県に本社機能がある業者に販売開始予定を取材すると、「早くても6月中旬」「未定」などと回答した。
早期に販売できそうなのが、ラ・ムーなど約200店舗を運営する大黒天物産(岡山県倉敷市)。精米準備を整えてコメの入荷を待っている状況で、6月中旬を目指しているが、早ければ今週中にも店頭に並べられる見通しだという。22年産を1000トン購入し、5キロ税込み1980円で販売する予定だ。
「mandai」のブランドで近畿地方にスーパー169店を展開する万代(大阪府東大阪市)は6月中旬の販売を目指し、価格は税別で5キロ1980円を予定。同社広報IR室は「自社で精米設備を持っておらず、取引先へ依頼しないといけないので時間がかかるが、できるだけ早く届けられるよう準備を進めたい」としている。
エイチ・ツー・オー(H2O)リテイリング(大阪市北区)傘下の関西フードマーケットも自前の精米設備がなく、6月下旬を見込む。
H2Oによると、コメ不足のため4月頃から店頭で品薄になることが増加。今秋までの仕入れ量は目標を1200トンほど下回る見込みで、今回の随意契約で2000トンを購入する。「阪急オアシス」「関西スーパー」など4ブランド計約230店で扱う予定で、価格は2000円台を目指す。
中小業者も随意契約に参加しており、米穀卸「木下商店」(奈良県大和高田市)は21年産36トンの購入を予定。販売時期は未定だが、税込みで10キロ3800円程度での販売を計画中だ。
倉庫前の駐車場に臨時販売所を設けるといい、木下庄司代表は「地元の方にお米を届けたいと思い、随意契約に申し込んだ。早く安価なものを提供したい」と話している。
読売新聞 2025/06/02 14:15
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20250602-OYT1T50143/
引用元: ・【備蓄米】店頭販売、都市部の大手数社どまり…自前の精米設備ない業者「時間がかかる」 [蚤の市★]
小泉バカじゃねえの
タイ米は全てを解決する
税込み1980円かよ
コレは争奪戦に参加せねばなるまい(・(ェ)・)
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