元タレントの中居正広氏(52)の代理人弁護士が30日、フジテレビの第三者委員会に改めて調査報告書作成のために用いられたヒアリング記録やその他証拠の開示を求めた。その中で、中居氏が第三者委員会の調査報告書に「愕然とした」「驚がくした」と述べていることを明らかにした。
「改めて、本調査報告書作成のために用いられた一切のヒアリング記録及びその他の証拠、事実認定のために使用した資料の開示を求めます」と要求。「貴委員会が日本弁護士連合会“企業不祥事における第三者委員会ガイドライン”の想定を超える調査・評価を行い、中居氏に名誉・社会的信用の喪失という具体的損害を与えた事実は看過できません」と訴えた。
釈明を求める事項として、①WHOの「性暴力」の定義について②「業務延長線上」という拡大解釈について③前足と後足が大事とする貴委員会の調査範囲について④守秘義務の対象の誤認等についての4つを提示した。
また、「前足と後足が大事とする貴委員会の調査範囲について」の中で、「貴委員会は中居氏に対し、“フジテレビの将来的ガバナンスのためにご協力を願えますか”と依頼し、中居氏はフジテレビのためになるのであればと考えて、協力を承諾しています」とした上で「貴回答書によると、貴委員会は“2人の密室で何が行われたかが直接の調査対象ではなく”、“前足と後足が大事”と中居氏前代理人に通知していました」と報告。
「しかしながら、本調査報告書では、その胴体部分を“本事案”と位置づけ、一方的に性暴力と断定しています。前提条件である調査対象を無断で途中変更しながら、十分な検証手続きも踏まなかったという事実は、自由心証を逸脱した“だまし討ち”に等しく、中居氏は“愕然とした”“驚愕した”と述べています」と訴えた。
中居氏側は12日付の文書で、第三者委が中居氏による「性暴力」を認定したことについて反論。中居氏の人権救済のため、証拠の開示などを要求した。これに対し、第三者委は22日に「独立性・中立性を損なう」などとして開示を差し控えると回答した。
これを受けて中居氏側は23日に「到底承服いたしかねます」と反発。「少なくとも、中居氏の音声データその他関係する反訳書等については、本人に開示できるはず」と主張し「これらを再度要求させていただきます」と28日までの対応を求めていたが、第三者委からの回答はなかった。
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2025/05/30/kiji/20250530s00041000142000c.html
引用元: ・【フジ】中居氏代理人 第三者委の調査対象の無断変更は「だまし討ち」 中居氏は「“愕然とした”“驚愕した”と」 [Ailuropoda melanoleuca★]
最初からやってれば少しは状況も変わったものを
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