個人でテロ行為「ローンオフェンダー」
日本大学危機管理学部の福田充教授は青木被告の犯行は組織に属さず個人でテロ行為に及ぶ「ローンオフェンダー」の特徴があると指摘する。「かなり誇大妄想的な、被害妄想的な状況に追い込まれていたと推測ができると思う。ローンオフェンダーに近いと思います」と話した。
独りぼっちを意味する「ぼっち」という言葉に過剰に反応し、事件当時、近所付き合いがほとんどなかったという青木被告。現在も、担当弁護士に事件の話を全くしていないという。
福田教授は「自分の人生を諦めたような状態、社会に関しても自分自身についても無関心である状態が強化されているという意味では、自暴自棄型の犯罪に近い傾向がある思う」と分析した。
近年「自暴自棄型」が増加
福田教授は「ローンオフェンダー」を大きく3つに分類している。
元総理銃撃事件のように政治的思想が動機になる「テロリズム型」。
2016年に神奈川県の障害者施設で入所者19人が殺害された事件は、差別的思想を持つ「ヘイトクライム型」。
そして、中野市の事件のように個人的感情から他者を巻き込む「自暴自棄型」。
近年、増加しているのがこの「自暴自棄型」だ。
長野放送 2025年5月29日 木曜 午後2:46
https://www.fnn.jp/articles/-/879148?display=full
引用元: ・個人でテロ行為「ローンオフェンダー」社会問題化…「ぼっち」という言葉に過剰反応の“自暴自棄型”が最多 [おっさん友の会★]
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