<「プーチンはウクライナ全土を手に入れるため、誰もが匙を投げるのを待っている」「力でわからせる必要がある」との声も>
大統領選中から「ウクライナ戦争を1日で終結させる」と宣言してきたドナルド・トランプ。
1月に米大統領に返り咲いて以降、この方針が共和党の外交政策を形作ってきた。
だが今、トランプはロシアのウラジーミル・プーチン大統領にしびれを切らしつつあるようだ。
トランプとプーチンが2時間の電話会談を行い、ウクライナとロシアの代表団が2022年2月のウクライナ侵攻以来初めての直接交渉をトルコで行い、
1000人の捕虜交換を行ったタイミングで、ロシアが開戦以来で最大規模の空爆をウクライナに行った。
首都キーウを含む都市部にも多くの爆弾が降り注いだ。
攻撃が特に激しかった5月25日、トランプはプーチンに対するこれまでの融和的な姿勢を一変させ、
「プーチンのしていることは気に入らない」「彼は大勢の人を殺している」と非難。
「プーチンにいったい何が起きたのか、さっぱり分からない」「正気ではない」と述べた。
弁護しがたいプーチンの行動を目の当たりにして、揺らいでいるのはトランプだけでない。
共和党議員や、「MAGA(アメリカを再び偉大に)」運動の支持者たちの間でも意見が分かれていている。
ロシアに対する制裁強化やウクライナへの軍事支援の拡大を求める声がある一方で、
トランプが誤った方向に導かれている、あるいは十分な情報を得られていないと主張する声もある。
トランプは自分が大統領に就任すれば「24時間以内に」戦争を終わらせると豪語していたが、
就任から4カ月が経過した現在もロシアは停戦交渉を事実上拒否したまま。
19日にプーチンと電話会談をした後、トランプはプーチンが実は戦争を終わらせるつもりがないのかもしれないと述べ、
「私のことを体よくあしらっている」可能性もあると示唆した。
トランプはゼレンスキーのことも批判した。「彼のような話し方は国のためにならない」「彼の口から出る全ての言葉が問題を引き起こす」と主張した。
ロシアがウクライナの首都キーウに大規模な攻撃を行ったことを受けて、共和党幹部らもプーチンへの圧力を強めるようトランプに求め始めた。
アイオワ州選出のチャック・グラスリー上院議員は26日にX(旧ツイッター)への投稿で、
「プーチンが罪のない人々を殺すのは、もうたくさんだ」
「トランプ大統領は行動を起こすべきだ。せめて制裁を」と呼びかけた。
ネブラスカ州選出のドン・ベーコン下院議員はXに「今こそ正直になるべき時だ」と投稿した。
「停戦交渉はプーチンには全く効果がない。彼の目的はウクライナ全土を支配することであり、自分が勝てないと悟るまでは(ウクライナへの攻撃を)やめないだろう。
アメリカと同盟諸国はウクライナを徹底的に武装させ、ロシアに最大限の制裁を課し、海外にある3000億ドルのロシアの資産を差し押さえるべきだ」
かつて米下院議長を務めた保守派のニュート・ギングリッチは、トランプがプーチンを批判したことを評価しつつ、さらなる対応を求めた。
「トランプ大統領がプーチンに対して公に苛立ちを示したのは正しい」と彼は26日にXに書き込んだ。
「プーチンは3日連続で民間人を意図的に攻撃した。これには断固たる対応が必要だ。
アメリカからウクライナへの軍事支援を量、質ともに劇的に増やすべきだし、(長距離ミサイルなど)武器の使用制限も外して、ロシア本土深くにも使用できるようにすべきだ」
ギングリッチはまたこうつけ加えた。
「プーチンは、選択の余地がなくならなければ戦争をやめないだろう。
そのほかの戦略はただの希望的観測にすぎず、それでは戦争が長引き、より多くの無実の人の命が失われることになる」
※略
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引用元: ・「ウクライナにもっと武器を」――「正気を失った」プーチンに、米共和党幹部やMAGA派にも対ロ強硬論が台頭 [ごまカンパチ★]
1月20日は4年間くらいありそう
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