(大石邦彦アンカーマン 5月26日)
「6月上旬に備蓄米2000円は可能なのか、千種区の創業およそ100年のコメ店で聞きます」
こちらは大正時代から続く名古屋市千種区の伍代目善太郎 小川屋米穀店。時代時代の“米騒動”にも直面してきた老舗です。
いま店頭に並ぶのは山形や長野などから仕入れたこだわりのブランド米ですが、去年秋ごろと比べるとその価格は2倍以上に。
(小川屋米穀店 小川潤社長)
「ことし2月の状況と変わらないぐらい高値が続いている」
ことし2月末に取材した際、小川社長は未だかつてないほど苦境に立たされていると話していましたが…。
(大石)
「袋に入ってコメはありますが…例年だと天井までうずたかく積んであると言ってていましたよね」
26日、倉庫にあるコメを見せてもらうと、3か月前と大きな変化はありませんでした。相変わらずコメ不足は続いているといいます。
(小川社長)
「価格も高いし量もそこまで買えない。どうしても販売を制限するしかない」
■「古古米は正直食べたことがない…」
大きな「不安」が。
(小川社長)
「2022年産のコメになってくる。古古米です。正直私も食べたことがない」
(大石)
「おコメ屋さんでも食べたことがない?」
(小川社長)
「食べたことがない」
古々米は適切な環境で保管されていても、新米と比べるとパサついたりつやがなくなったりするといいます。そして味については。
(小川社長)「酸化していくのでコメの味が落ちやすくなる」
おいしいブランド米にこだわり続けてきた老舗です。これから備蓄米を店頭に並べるつもりはあるのか尋ねると…。
(大石)「そのままで売れますか?」
(小川社長)「そこなんですよね…。食べてみないとわからない」
https://news.yahoo.co.jp/articles/0223b32e73e9334fca3ffa66fb19bf9b4e36bfbf
引用元: ・【創業約100年名古屋の老舗米穀店の社長】「2022年産の古古米は食べたことがない、新米と比べると酸化していくので味が落ちやすくなる」
↑高級寿司店のシャリ職人
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