一方で、高騰による恩恵はほとんどなく、厳しい経営状況を訴える農家は少なくない。
3月末には「時給10円」の改善を訴えたデモもあった。
そこで、米農家を取りまく状況を調べてみると、規模によって収入に大きな差があることがわかった。
一方、山形県では昨今若い新規就農者が増えてもいる。
米農家はどうなっていくのか。
山形県の米農家を中心に取材した。
(文・写真:科学ライター・荒舩良孝/Yahoo!ニュース オリジナル 特集編集部)
青山をトラクターで行進「令和の百姓一揆」
桜の満開が発表された3月末、東京都心の青山から代々木公園までの道路にトラクターが姿を現した。
その数、約30台。
街ゆく人々も、ふだん街中で目にすることのないトラクターを珍しそうに眺めていた。
トラクターには「未来の子どもたちにも国産の食を味わってもらうために」「すべての農民に所得補償を」といったのぼりが掲げられていた。
デモ行進「令和の百姓一揆」だ。
埼玉、千葉、茨城、福島、新潟など、各地からやってきた農家や賛同した人など、3000人以上が列をなして歩き、道行く人々に訴えかけた。
新潟県・佐渡から来た60代の米農家は「危機感を持ったたくさんの人たちと一緒に歩けてよかった」と晴れやかな表情で語った。
主催者である「令和の百姓一揆実行委員会」の発表によると、この日は、東京の他、沖縄、山口、富山、奈良など、全国10カ所以上で同様のデモや集会が行われたという。
「ここから始まる。これが終わりじゃない」
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引用元: ・【社会】米高騰の中、「時給10円」を訴える米農家、1000万円以上の所得の事業者も。収益の差はどこに
気候変動で北海道が米どころになりそうな昨今だと、それを活かした
大規模農家が今後も活躍する、で良いだろうさ
山間部の段々畑は元々生活の知恵で無理矢理稼働させてたんだから

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