https://www.sankei.com/article/20250406-OKULSDSYQRJRJE6N7QRICKJKVY/
台湾の名門、国立政治大が「晋三研究センター」を今秋にも設置する方針であることが6日分かった。大学関係者が明らかにした。台湾では日台関係を重視した故晋三元首相の人気が高い。日台の学術交流を進め、若手の日本研究者を育成する狙いがある。
氏が提唱した外交方針「自由で開かれたインド太平洋」構想や経済政策「」を中心に、現代日本の外交や経済政策の学術研究も行うという。
2月に同大の関係者らが第1回の準備会議を開き、研究センターの組織規約案をまとめた。同大で国際関係研究などを担う「国際事務学院」の付属組織として設置する。9月下旬にも設置式を開く方向で準備を進めている。
同センターの準備を主導する李世暉・国立政治大教授は「日本国内では氏に対する評価はまちまちだが、台湾では高い。日台双方が相手の観点への理解を深めることも目指したい」と話した。
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