一方、この随意契約に期待を寄せているところも…群馬県高崎市で江戸時代から続く老舗コメ卸売業者。
コメ卸売業者 金沢米穀販売 金澤富夫社長
「(倉庫は)ガラガラですね、こんなに少ないということは普段はないですね、本当に明日の納品どうしようという感じで分納でちょっとしのいでもらえますかと、もう四方八方、手を尽くしてお届けをしました」
ホテルや病院などにコメを卸していますがこれまでまとめた量を一括で卸していたのを、量を減らし分割する対応に追われています。政府の備蓄米はこれまで3回の入札のうち95%はJAが落札していますが、金澤さんはJAと取引をしていないため備蓄米は入ってきません。そのため、今回の随意契約について…
コメ卸売業者 金沢米穀販売 金澤富夫社長
「随意契約をしてくれるということを聞いたときは、これはいけるかなと思った、だんだんそれが具体的になっていくと、どちらかというと大手小売全国のスーパーマーケットさんとか そういう所にダイレクトに随意契約をするのかと、結局、我々既存のコメ業者はカヤの外かなと…」
今週に入り、石破総理や小泉大臣が長期的な対策として、コメの増産の方針も示しましたが…
コメ卸売業者 金沢米穀販売 金澤富夫社長
「急に増産はできないわけですよ、また新しく田んぼを作ろうと思うと数年はかかるわけですね」
コメ高騰の一方で、コメ農家の倒産と休廃業は去年1年間で89件に上り過去最多となっています。実際、どれだけ大変なのでしょうか?私たちは、新潟県長岡市でコメ農家を営む西村さんを訪ねました。
仁科健吾アナウンサー
「広いですけれども、どこまでが西村さんの田んぼになるんですかね?コメ作りをしているところは全部でどのくらいあるんですか?」
コメ農家 グリーンファーム・ナカムラ 西村和正さん
「全部では80ヘクタールです。東京ドームでいうと17個分くらいですね」
見渡す限り広がる田園風景。西村さんの田んぼでは、コシヒカリやひとめぼれ、暑さに強い品種の新之助など4種類のコメを生産。その量は年間380トンにも上ります。これだけ広範囲の田んぼを管理するようになったのは周囲の農家離れです。
コメ農家 グリーンファーム・ナカムラ 西村和正さん
「後継者がいなかったり、農機具の更新ができないから作ってくれないかというのが毎年増えていって、20~30人くらいの方が離農されています」
西村さんが管理する田んぼは元々3ヘクタールでした。ここ5年で農家を辞める人が増え、今では25倍以上の80ヘクタールまで拡大。そこへ、追い打ちをかけているのが「生産コストの高騰」です。
コメ農家 グリーンファーム・ナカムラ 西村和正さん
「(肥料が)すごく上がっていまして、一袋6000円~7000円くらい、自分が農業を始めてからだと(価格は)倍くらいになります」
さらに…
Q.トラクター1台の価格はどのくらいですか?
コメ農家 グリーンファーム・ナカムラ 西村和正さん
「(1台で)700万円から800万円ぐらいです」
畑を耕すためのトラクターなどはローンを組んで購入したといいます。他にも、燃料費や人件費などが重なり、経営は赤字ギリギリだといいます。

コメ流通専門家 価格高騰のコメの増産は「いきなりは無理。労働力、種もみ・苗、時間が足りない」
https://news.yahoo.co.jp/articles/b4a5669b519f97eeec6b49bdc339df576366309d
引用元: ・【廃業農家は過去最多・コメ増産に課題】専門家 「増産は無理、労働力が足りない、種もみ・苗が足りない、時間が足りない」、コメ卸売業者 「増産はできない、また新しく田んぼを作ろうと思うと数年はかかる」
二期作やればいいんだよ
刈り取った稲から再生して、もう一度収穫できるらしい
テストしてみたらいいだろう
地域で水利計画まわしてるから一軒だけ勝手なことはできない
利権でゴリゴリ()なんだからw
コメント