同級1位・亀田和毅(TMK)が王者アンジェロ・レオ(米国)に0-2で判定負け(113-115、112-116、114-114)した。
約6年ぶりの世界戦で3階級制覇はならず。試合前、会場通路に相手陣営の要求を拒む父・史郎トレーナーの怒号が
響き渡っていた。戦績は33歳の亀田が42勝(23KO)5敗、初防衛戦の31歳・レオが26勝(12KO)1敗。
和毅陣営の控室から怒鳴り声が響いた。試合まで1時間40分ほど。「出ていけー! オラァァ!!」。通路を突き抜け、
約15メートル隣のプレスルームにも容易に届く史郎氏の声。ドアの前でレオ陣営がたじろいでいた。
選手がバンテージを巻く時、グラブを装着する時は、細工などの不正がないよう相手陣営の見守る前で進めるのがルール。
今回のハプニングは和毅がバンテージを巻いた後だった。関係者によると、バンテージチェックを終えたレオ陣営は「グラブを
揉んだり、壁に押し付けたりするのが見えた」と突然疑いをかけ、「何をするかわからない。ここで見張っている」と要求したという。
バンテージを巻いた後はウォーミングアップなどを行うため、グラブをはめるまでに時間がある。相手陣営は一度退出し、
再び確認に来るものだが、レオ陣営は頑なに移動を拒んだ。そこで史郎氏が一喝。愛する三男の大一番ゆえに
「作戦の確認とかもあるから」「気が散る」と追い返した。
それでも動かない相手に、日本ボクシングコミッション(JBC)の担当者も「この試合だけではなく、どの試合も我々はフェアに
見ています。そういうことはないので信じてください」と説明した。「日本のコミッションは世界で一番フェアです」と念押し。
たしなめられたレオ陣営は了承し、自分たちの控室に戻った。
グラブはナックル部分の綿をずらすことでパンチの接地部分が薄くなり、威力が変わるとも言われている。今回はレオ陣営の
退出後も、JBCがいつも通り不正のないよう徹底チェック。結局、バンテージとグラブの装着は、ともに両陣営が見守る中で
問題なく行われた。そもそも見せる必要のないものを要求された史郎氏、疑問を解決するために主張した両陣営ともに
間違いはない。
試合は攻勢を強めるレオに対し、和毅が持ち前のスピードで応戦する展開。判定決着で亀田家に8本目のチャンピオンベルトが
届くことはなかった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/349c65f8cf2c982e0e2a52654fe8a38384f53250
引用元: ・【ボクシング】「出ていけ!オラァァ!!」 亀田家の父・史郎氏が怒声…敵陣営に疑いを掛けられた試合直前の控室 [THE FURYφ★]
懲りないコドオジだな
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