済州東部警察署と済州教育庁によると、22日午前0時46分ごろ、済州市のある中学校の倉庫で40代の教師A氏が遺体で発見された。これに先立って警察は0時29分ごろ、A教師に対する家族の行方不明届を受け付けた。警察は学校周辺を捜索していたところ、A教師を発見した。
A教師は前日(21日)夕方、自宅を出て学校に行ったことが分かった。A教師は同校で3年生の担任教師を務めていた。 学校関係者によると、死亡したA教師は生徒の家族から数回にわたって抗議の苦情を受け、精神的な苦痛を訴えていたという。ある生徒が学校に頻繁に来ないなど逸脱行為をして指導教育をすると、家族が学校に訪ねて抗議し、教育庁に苦情を提起したということだ。学校関係者は「生徒の家族である苦情の提起者がA教師の携帯電話に電話し、持続的な抗議をしたと伝えられた」と説明した。済州道教育庁でも事案を調査中だ。教育庁関係者は「現在、学校の教師と生徒の感情的な安定が急務」とし、「警察の捜査結果により対応策を立てる予定」と明らかにした。全国教職員労働組合済州支部は「もう一人の教師が自身の居場所を守って人生を終えたという事実だけでも、わが教育の現実に向き合わざるを得ない」とし、「この悲劇を繰り返さないために対応を続けていく」と明らかにした。
中央日報日本語版 2025.05.23 07:13
https://japanese.joins.com/JArticle/334103
引用元: ・【韓国】済州島の中学校で教師が遺体で発見…「生徒家族からの抗議に苦痛を訴えた」[5/23] [ばーど★]
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