https://www.tokyo-np.co.jp/article/406590
2025年5月22日 19時31分 有料会員限定記事
直木賞作家・中島京子さんの「やさしい猫」。テレビドラマや演劇にもなったこの小説の主人公たちが置かれた状況に似ていることでも注目されている裁判の行方は、どうなるのだろうか。
スリランカから日本に逃れてきているナヴィーンさん(44)と妻のなおみさん(52)が、ナヴィーンさんの難民認定や在留特別許可を求めて国を訴えている裁判。
二審となる控訴審の口頭弁論が5月22日、東京高等裁判所(荻本修裁判長)で開かれ、1回で結審した。判決は8月に言い渡される。
2人の願いは届くのだろうか。(池尾伸一)
◆難民申請認められず
ナヴィーンさんはスリランカで、ある政党の運動員をしていた。すると、ライバル政党の関係者から暴行を受けたり、殺害予告を受けたりするようになり、2004年に日本に逃れてきた。
そして難民申請したものの、入管庁は認めず、退去命令を出した。
2016年には、シングルマザーとして2人の息子を育てるなおみさんと結婚。それでも在留資格は得られず、2人は苦難の日々を送ってきた。
ナヴィーンさんは9カ月も入管施設に収容された経験もあり、今もうつ病に苦しむ。家計は、週6日で働くなおみさんが支える。
◆「なおみさんを助けたい」
昨年末の一審・東京地方裁判所は、外国人の在留資格を与えるかについては出入国在留管理庁(入管庁)に大きな裁量権があると判断し、2人の訴えを退けた。
そして二審の初弁論となったこの日、証言台に立ったナヴィーンさん。意見陳述で強調したのは…
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※関連
「やさしい猫」そっくりの在留資格裁判 「夫婦を引き裂かないで」作家の中島京子さんは法廷を見つめる:東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/327509
引用元: ・「やさしい猫」そっくり家族、どうなる? 在留資格裁判 東京高裁口頭弁論 [少考さん★]
あー、日本に逃れてきてから結婚した人たちか
スリランカで一緒に暮らせばいいのでは。
20年も一体どういう資格で日本にいられたのか?
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