起訴状によると、降籏被告は昨年5月14日午前7時半頃、大型トラックで配送業務中の首都高速5号池袋線で、渋滞で停車していた乗用車に時速約80キロで追突。車列の車を炎上させるなどして3人を死亡させ、3人に重軽傷を負わせたとされる。
検察側は冒頭陳述で、事故3日前から風邪の症状があった降籏被告が、睡眠成分を含む風邪薬を繰り返し服用した上、事故前夜から当日未明にかけ、不倫相手とLINEのやり取りを繰り返し、睡眠をほとんど取っていなかったと述べた。
降籏被告が2023年に勤務中の事故で罰金70万円を科せられ、支払いのために勤務先に借金をしていたとも言及。事故当日は「借金のある会社に迷惑をかけられない」などと考え、38度を超える高熱で体調不良を自覚しながら、休みを申告せず運転を始めたとした。事故直前には、正常に運転できずにふらついたり、LINEをしながら運転したりしていたとも指摘した。
この日の法廷では、被害者参加制度を利用した遺族ら約10人が審理を見守った。証拠調べで、降籏被告のトラックに追突された乗用車が炎上する様子の映像が流れると、遺族からはすすり泣く声が漏れた。灰色のスエット姿で出廷した降籏被告は表情を変えずに前を向いていた。
引用元: ・【初公判】首都高6人死傷事故、被告は3日前から風邪薬服用・不倫相手とのLINEで睡眠不足
人手不足で
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