日本人のマスターベーション・ギャップ指数は世界最下位の0.27、男女差がこれほど大きいのはなぜか?
5月は「マスターベーション月間(Masturbation May)」とされ、自身の性やプレジャー(快感)への理解を深める機会として、世界的にも注目が集まっている。
このムーブメントはアメリカにおいて、「マスターベーションの権利」を守るための全国マスターベーションデーとして始まり、最初の全米マスターベーションデーは1995年5月7日に開催された。
その前年の1994年。公衆衛生局長官であったジョイスリン・エルダース氏は、マスターベーションを学生の性教育カリキュラムの一部にすることを提案する。しかし当時のビル・クリントン大統領に却下され、長官職も追われてしまう。そんなエルダース氏に敬意を表するため、この日が選ばれたという。
というわけでマスターベーション月間を機に、ドイツ発のセルフプレジャーブランド、ウーマナイザーは、日本を含む世界8か国の18歳~65歳の成人男女8000人を対象に「世界のマスターベーション・ギャップ調査」を実施。その結果を発表した。
https://dime.jp/genre/1967729/
引用元: ・オナニーを「週1回以上する」日本人女性の割合はたったの8%で調査国の中でも最下位 ほんとぉ? [478973293]
■マスターベーション・ギャップとは?
マスターベーション・ギャップとは、マスターベーションにおける男女間の格差を可視化するための指標。
この考え方は、世界経済フォーラムが発表している「ジェンダー・ギャップ指数」に着想を得たものであり、ウーマナイザーでは、週に複数回セルフプレジャーを行なう女性の割合を、男性の割合で割った数値をもとにマスターベーション・ギャップ指数を算出している。
指数が1に近いほど、男女間のマスターベーション頻度に差がないことを意味しており、0に近づくほど格差が大きいことを示している。
※本調査では、「週に複数回セルフプレジャーを行なうかどうか」という基準を設けることで、単発的な行動ではなく習慣的な行動差を明確に捉え、社会的・文化的なジェンダー格差をより精緻に可視化している。
■世界で見る、マスターベーション・ギャップ
2023年に実施された前回調査に続き、今回も男性の方が女性よりも平均してマスターベーションを行う頻度が高い傾向が続いていることが明らかになった。
週に複数回(1回以上)マスターベーションを行なう割合は、男性が30%、女性が15.5%にとどまり、世界全体の平均マスターベーション・ギャップ指数は0. 52という結果が得られた。
一方で、マスターベーションをまったく行なわないと回答した女性の割合は24.4%と、男性(10.1%)の2倍以上に達している。
国別の比較でも顕著な違いが見られ、スペイン(21.9%)、カナダ(18.8%)、アメリカ(17.6%)の女性は週に複数回マスターベーションを行なう割合が比較的高い一方で、日本の女性はわずか8.5%にとどまり、マスターベーションをまったく行なわない割合は36%と、調査国の中で最も高い傾向が見られた。
その結果、日本男女のマスターベーション・ギャップ指数は0.27と、8か国中最も低く、大きな開きが確認された。
また、アメリカはマスターベーション・ギャップ指数が0.65と最も高く、8か国の中で男女間の差が最も小さいことがわかった。
さらに、すべての国において男性の方が女性よりもマスターベーションの頻度が高く、特にスペイン(35%)、カナダ(30.5%)、ドイツ(31.5%)でその傾向がより顕著に見られた。
(以下略)
週に複数回マスターベーションを行なう割合に基づく、各国別マスターベーション・ギャップ指数
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