マウンティングとは自身の優位性を示す動物の習性のことで、
サルの場合は他のサルの尻に乗って交尾の姿勢をとり有意の有意を示します。
こうして群れの序列の上下をはっきりさせることで無用な争いを避けるのです。
ただこれまでずっと多くの研究者たちは、マウンティングの交尾に似た姿勢は単なる真似だと考えていました。
しかし英国のインペリアル・カレッジ・ロンドン(ICL)で行われた2023年の研究では、
野生のアカゲサルでは、マウンティングの際にオス同士で性的行動を行うことが一般的であることがわかり、
ときには肛門への挿入と射精を伴っていることが示されたという。
さらにマウンティングには社会的上下に関係なくオス同士の絆を深め合う同盟協定のような機能を持っており、
争いが起きた時にはマウンティングをした相手を助ける確率が大幅に高くなっていました。
そのため研究者たちは、マウンティングがオス同士の絆を強化するセックスの一形態であると定義し、
同性愛はもともと社会的絆から利益を得るために進化したシステムである可能性を論じています。
もし研究内容が正しければ、同性愛は人類が先祖から引き継いだ「競争に勝ち生き残る」ための重要な仕組みの1つと言えるでしょう。
今回はまず同性愛と子孫繁栄の一見して相反する概念を紹介しつつ、後半では研究成果から判明した驚きの事実を説明していきたいと思います。
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ナゾロジー 2025.05.10 22:00:34
https://nazology.kusuguru.co.jp/archives/129452
引用元: ・【研究】野生のアカゲサルは、オス同士のマウンティング時に肛門への挿入と射精を行っていた…同性愛は人類が先祖から引き継いだ「競争に勝ち生き残る」ための重要な仕組み
もともとアナルを挿入しやすいようにデザインされたのだろう
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