令和8年度(2026~2027年)東関東自動車道水戸線(以下、東関道)鉾田-潮来間が開通。

鉾田-潮来間の距離は31km、およそ20分。
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これにより、北関東地域と東関東地域を結ぶ東関道が全線開通し、東京・千葉方面への移動が非常に便利となります。
この開通で、鉾田市は、東関道、常磐自動車道、北関東自動車道へのアクセスが向上。
観光やビジネス、通勤圏も拡大します。
また、鉾田市名産のメロンなどを求め、東京・千葉方面から訪れる方も鉾田市まで高速で一本。
観光客の増加が見込める一因ともなり得ます。
●観光と物流が大きく変わる可能性も
人気の観光スポットである那珂湊や鹿島神宮、物流の拠点である大洗港や鹿島港。
東関道の開通後は、国道51号線を利用せずとも、目的地まで向かうことが可能となります。
県外から来る方はとくに、国道51号線を通る必要性がなくなってしまいます。
そのため、観光と物流の流れが大きく変わる可能性は否定できません。
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/15d129633533a3c01885a064666e586c4f311d6d
引用元: ・【鉾田市】東関東自動車道の鉾田-潮来間が令和8年度に開通! [178716317]
●鉾田市を通過点にしないために
東関道の開通で便利になる反面、人口減少が進む鉾田市は、経済の疲弊につながる可能性もあります。
観光客が期待できるメロンの収穫時期は5~10月。
現在、修繕工事が進んでいる大竹海岸の海水浴は7~8月と限定的。
年間を通して「鉾田インターで降りる」「国道51号線を通る」目的と魅力を作る。
開通が迫る1年を前に、鉾田市を通過点にしない工夫が急務と思われます。
●西の“宇都宮餃子”と東の“鉾田ラーメン”
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前回の記事で「国道51号線沿いは“ラーメン街道”」をご紹介しました。
鉾田市は、全国有数の農業地帯であり畜産も盛んです。
日本三大しじみである涸沼の“やまとしじみ”も有名。
食材の宝庫である鉾田市の名物として“ラーメン街道”を広報・充実させるのも一案かと。
餃子を目的に宇都宮へ訪れる方が多い様に、ラーメンを食べに鉾田市へ訪れる。
それに伴う経済活性化と雇用創出、人口増加が見込めるかもしれません。
3月に鹿島灘海浜公園にて開催され大成功を収めた“いばらきキッチンカーフェス”。
そこで「収穫の秋」に“鉾田ラーメンフェス”を開催。
鉾田市の2大イベントとすることで相乗効果も見込めます。
興味を持たれた公的機関各所や有志の皆様、ぜひ、盛り上げて頂ければと。
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