一方でベネチアの平均海水面は1900年以降で約30センチ上昇している。
このやっかいな組み合わせは、一つのことを意味する。それは、この最も愛されている都市が定期的な洪水に見舞われるだけでなく、ラグーンへと容赦なく沈んでいくということだ。
観光客にとって、この不安定な状況はベネチアの魅力の一部となっている。ベネチアは今のうちに訪れておくべき場所であり、人類が自然の力に勝つことはできないという事実の象徴でもある。
ベネチアの人々にとって、島々からなる立地は、何世紀にもわたり侵略から身を守るのに役立ったが、同時に課題ももたらしてきた。気候危機が深刻化するにつれて、潮汐(ちょうせき)は高くなり、頻度も増している。さらに、定期的な地盤沈下により、ベネチアは年間約2ミリずつ沈んでいる。
CNN 2025.05.09 Fri posted at 16:35 JST
https://www.cnn.co.jp/travel/35232728.html
引用元: ・【イタリア】沈みゆくベネチアに都市全体を持ち上げる計画 [おっさん友の会★]
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