https://news.yahoo.co.jp/articles/26f51d9a7203bcaf9c313a14692f4b937faef49a
連休明けで日常生活へと戻る、このタイミングで「仕事をやめる」という決断をする人が増える傾向にあるそうです。
退職の意思を自分で伝えられない人に代わって、会社に伝える「退職代行サービス」。例年ゴールデンウィーク明けは依頼が急増するといいます。
退職代行モームリ広報部 浜田優花さん:
「ゴールデンウィーク前後で、職場の人との距離が近づいてくることで、新しい環境だったりとか、
人間関係の疲れが出てしまって精神的な不調だったりとかを退職理由に挙げられる方がすごく多い」
なかでも連休明けに依頼が多いのは、この春入社したばかりの新入社員です。
退職代行モームリ広報部 浜田優花さん:
「入社前と入社後に聞いていた話が違ったとか、契約内容とか、労働条件の乖離(かいり)があったという退職理由のご依頼がすごく多い」
新入社員からの依頼件数は、6日までに全国で419人。去年の2倍以上に上ります(去年は189人)。
依頼件数が右肩上がりの「退職代行サービス」。静岡県からの利用も増えているそうです。
退職代行モームリ広報部 浜田優花さん:
「(静岡県からは)2022年は19人の依頼があり、2023年が138人、2024年が395人から、今年は7日までに244人の方からの依頼がある」
また“ものづくり県”の静岡ならではの特徴も…。
退職代行モームリ広報部 浜田優花さん:
「(全国的に)順番としてはサービス業、製造業、医療業界の方からの依頼が多いが、
静岡県の方からの依頼は、製造業が一番多く、その次にサービス業、医療といった方からの依頼が多くなっている」
最近では、一部の会社の入社式で「退職代行」を使わないようにとお達しが出るほど、認知されてきたサービス。問題なく、会社側と手続きができるのでしょうか。
退職代行モームリ広報部 浜田優花さん:
「基本的には会社に連絡をしてスムーズに対応いただける会社が多いが、
一部の会社は、本人からの意思がないと認めないとか、退職代行担当者からの連絡に対して受け付けないっていう会社も一部ある」
要望がなければ、退職理由は会社に伝えないということですが、今後の改善のために退職理由を知りたいという会社もあり、
退職代行が会社の働き方を変えるきっかけにもつながるようです。
やはり、最も多い退職理由は「人間関係」。様々な退職希望者と接してきた“代行のプロ”は…。
退職代行モームリ広報部 浜田優花さん:
「やっぱりコミュニケーションがなくて、周りに相談しづらいとか、言いたいことが言えないっていう方が、言えずにそのまま退職になると思うので、
労働者も会社側もコミュニケーションをとってもらえれば、早期の離職も防げるのではないか」
引用元: ・GW明け急増…毎年2倍以上増える退職代行会社への依頼 静岡県からは3年前19人→去年は395人 [178716317]
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