この十数年間でわずかしか増えておらず、「女性は数学や物理が苦手」というステレオタイプが影を落としているようだ。
政府が掲げる目標も「前年度以上」と控えめで、「女らしさ」「男らしさ」といったジェンダー(性差)に基づくバイアスを克服する難しさを物語っている。
■「結婚難しくなる」
「仕事と育児って両立できますか」。
4月中旬、東京都心にあるビルのフロア。
大学進学で理工系分野を目指す女子生徒たちが、理工系の学部や企業で働く先輩と交流し、キャリアステップを考えようというイベントで、女子高校生から率直な質問が飛んでいた。
慶応大理工学部出身でお茶の水女子大理学部で教鞭(きょうべん)を執る篠田万穂さん(33)は、学生の体験を振り返った。
在籍した数理科学科には約50人の学生がいたが、女性は2人だけで、「男子の視線が気になり、勉強場所を移動しなければならないこともあった」と明かした。
男子は理系、女子は文系-。
こうした偏見が女性の理系離れの一因となってきた。
中央大理工学部4年の高橋彩乃さん(21)は「女子で理系だと就職や結婚が難しくならないか」と親に理工系の受験を反対された友人女性のエピソードを例に挙げ、ステレオタイプな見方が根強く残っていることを指摘した。
「性別にとらわれず、勉強に集中したい」と訴えた。
高校2年の神田芙羽(ふう)さん(16)は「クラスに理系の女子は少なく情報が少ない」と話した。
■目標「前年度以上」
女性の理系人材は、国際的な競争力を強化するためにも欠かせず、政府も理工系に進む女子生徒を増やす必要性は十分に認識している。
令和2年に閣議決定された第5次男女共同参画基本計画に基づき、研究者の出前授業や保護者向け講演会といった女子中高生に理工系の進路選択を促す施策を行ってきた。
しかし、抜本的な効果が出ているとはいい難い。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/235f8ea580b472c887e4ca9b8309a59e6958af59
引用元: ・【偏見】20年伸び悩む理系の女子学生比率、払拭されない「女は文系」
オボボ事件で下駄をはかせても無駄なことが分かっただけ
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訂正 医学部以外の理系
> 日本で医学部行ってもいいことないからな
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