支局1階には亡くなった小尻知博記者(当時29歳)の遺影を飾った祭壇が設けられ、オンラインでは「言論の自由を考える5・3集会」(朝日新聞労働組合主催)も開催。
2024年の兵庫県知事選でも問題となったフェイクニュースをテーマに、言論の自由のあり方を議論した。
この日、同支局には約330人が追悼に訪れた。
事件の約1年前に小尻記者に取材を受けたという大阪府茨木市の主婦、吉川恵子さん(67)は「すごく優しくてソフトな人だった。言論を暴力で封じてはいけない」と話した。
今年で38回目となる5・3集会では日本ファクトチェックセンター編集長の古田大輔さんを司会に、ジャーナリストの江川紹子さんらが交流サイト(SNS)などを通じた偽・誤情報の拡散について議論した。
古田さんは偽情報拡散による「言論の自由の武器化」からどう民主主義を守るかが課題になっていると指摘。
知事選では、告示後に有権者の候補者への関心が高まる中、新聞やテレビの報道が少ない「情報の空白」が生まれたと分析。
一方で選挙期間中に動画投稿サイトで「兵庫県知事選」を検索すると、特定の候補者の動画ばかりが上位に表示されていたとし、「テレビや新聞の『不戦敗』だ」と述べた。
江川さんは「(選挙期間中は各候補を平等に扱う)公平性の呪縛がある。外形的な公平性ではなく、どの候補者でもきちんとファクトチェックをして報道していくという意味での公平性が必要だ」と強調した。
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引用元: ・【言論の自由】フェイクニュース、誤情報の拡散を議論 朝日新聞襲撃38年で集会
少なくとも立花だけでも逮捕しないと。
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