二人は結婚してしばらくは家賃8万円・2DKのアパート暮らし。子どもの誕生に合わせて家賃12万円・2LDKのマンションに引っ越し、生活をしてきました。
そんな中、夫婦に浮上したのが「家をどうするか問題」です。坂野さん自身はずっと賃貸育ちで、実親は今も古い賃貸に住んでいます。家を買うことが絶対必要だとは思っていませんでした。
しかし、妻の真美さんは違いました。親からは「結婚したら家を買うもの」と言われていました。仲の良い友人たちも次々に家を購入していました。「うちも家を買ったよ」という報告を聞いたり、SNS経由で知るたびに、焦りが募っていったといいます。
「人と比べることじゃない」そう思っても、劣等感を感じてしまったという真美さん。そもそも賃貸でお金を払うぐらいなら、家を買った方がいい。子供が大きくなって買うんだったら、今買っても同じ……そんな思いが膨らんでいきました。
真美さんは、「私も仕事に復帰するから」「貯金は800万円あるから、500万円ぐらい頭金にしても大丈夫なんじゃない?」そう坂野さんに熱心に伝えます。
坂野さんは、そんなに妻が言うならと購入を決断。物件価格は4,500万円、頭金を除いた総返済額は4,000万円、変動金利で毎月の返済額は12万円弱です。ローン自体は、現在の賃貸で支払っている月額と変わりません。70歳過ぎまでローンは続きますが、これから夫婦の収入が増えていけば繰上げ返済も十分可能だと考えました。
実際に購入すると、新築ピカピカの室内、賃貸よりグレードの高い設備に気分は盛り上がりました。満足そうな妻を見て、坂野さんも心底「買ってよかった」と思ったといいます。
想定外の事態続出で「住宅ローンがキツイ」夫婦の焦り
それからわずか7年後。坂野さん夫婦は窮地に立たされていました。
「フルタイムで働いて収入を増やす」と明言していた真美さん。しかし、真美さんが予定していたようには進みませんでした。子どもたちは学童保育になじめず、自分自身も子育てをしながらの労働に、想像以上の負担を感じたのです。
結局、短時間のアルバイトを子育ての合間にする程度に。年収は80万円以下にとどまります。
一方、坂野さんにも変化が。職場でパワハラ上司のもとに配属され、耐えかねて転職。年収は520万円から420万円にダウンしました。
その間にも、子どもの成長に伴い教育費や食費は増え、車の買い替えなど臨時支出も重なります。さらに、住宅ローンに加えて、毎月2万5,000円の管理費・修繕積立金も重くのしかかりました。
家計は赤字続きとなり、日常の買い物をリボ払いで済ませることが増加。ローンの返済を優先させようと、ついには親に「お金、借りれないかな」……そう聞くまでに追い詰められていきました。
引用元: ・【暮らし】マイホーム購入も一転、住宅ローン破綻寸前 賃貸暮らしへの逆戻りに妻号泣…妻の仕事復帰が予定通りにならず
マイホーム買ったと仮定したローンとの差額をひたすら投資信託長期運用だよ
投資と同じでリスク覚悟の上でやったことだろ
ガキみたいなこといってんじゃね~よ
こういうケースを無くしたければ
円高デフレ物価安定政策への転換が正解なんだよ
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