【東武】「関東大手私鉄唯一」の夜行列車、「夏・秋版」が今年も運転へ　6月から10月まで

東武鉄道と東武トップツアーズは2日、2025年度分の「尾瀬夜行23:45」の運転概要を発表しました。

尾瀬夜行23:45は、景勝地として知られる尾瀬の観光客向けに運転されている、臨時の夜行列車。浅草駅を23時45分に出発し、会津鉄道の会津高原尾瀬口駅に翌3時8分に到着します。同駅では専用バスに連絡しており、尾瀬の沼山峠に6時50分頃に到着。早朝から尾瀬のハイキングを楽しむことができます。

使用車両は、500系「リバティ」3両編成。普段は「リバティけごん」などの一般特急列車に使用されている車両で、各座席にコンセントが設置されているほか、車内無料Wi-Fi環境も整備されています。

この列車は、6月6日から10月17日まで（出発日基準）、主に金曜日夜発で運転。7月と9月を中心に、土曜日夜発などの設定日もあります。

なお、尾瀬夜行23:45は、ツアー専用列車としての運転で、通常のきっぷでは利用することはできません。同列車に乗車するツアーの申込は、東武トップツアーズのウェブサイトや各支店で、5月7日11時から受け付けるとしています。

尾瀬夜行23:45は、冬期に東武などが運転するスキー客向けの「スノーパル」とともに、臨時列車ではあるものの、大手私鉄唯一の夜行列車として知られてきました。ただし2025年には、大阪・関西万博の開催にあわせ、近畿日本鉄道が名古屋～大阪間で夜行列車を臨時で設定しています。

2025年5月2日（金）17時21分更新

へー、名古屋県民だけど全然知らんかった。
まあ万博行く気ゼロだし使わんなw