シーンによってはナウシカの下半身がほぼもろ出しになっており、「もしかしたら履いてないのではないか!?」と当時の青少年たちをざわめかせたものです。
実際のところはどうなっているのでしょうか?
今回、「履いているか・いないのか」問題を解決すべく、久々に『風の谷のナウシカ』のDVDを借りてきました。まずは幾つか疑惑のシーンを調査してみましょう。
まずは3分30秒前後、メーヴェを操りナウシカが腐海へと向かうシーンです。すらりと伸びた健康そうな脚とお尻の一部が見えています。しかし、人の肌のような薄いオレンジ色のため、履いているかいないのかは判断がつきません。長き論争の種はこのとき撒かれたのです。
次は9分30秒前後のシーンについてとなります。腐海でくつろいでいたナウシカが王蟲の暴走に気付いて飛び立った状況なのですが、ほぼお尻が丸見えです。これは青少年の大興奮待ったなしと言えるでしょう。このあと王蟲に追われるユパを救うため、ナウシカは空中を縦横無尽に飛び回り、やはり下半身がかなり見えているカットが複数存在しています。序盤で視聴者を作品に引き込む力強い絵作りは、時代を超えた魅力と迫力に満ちあふれたものと言えるでしょう。
なお、トルメキア軍の大型輸送船の墜落から始まる怒涛のごとき展開が始まります。クシャナ殿下と旗下の軍による風の谷への侵攻を受けたナウシカは父親を殺され、怒りに任せて数人の兵士を瞬く間に切り捨てるなど活躍を見せますが、結局は人質とされてしまいました。
決定的なシーンで疑惑解決?
クシャナとともに輸送機に乗り込んだナウシカでしたが、ガンシップの急襲を受け壊滅的な打撃を受けてしまいます。ナウシカは戦利品として搭載されていた風の谷のガンシップで脱出するものの、風の谷の人質たちが乗り込んでいたグライダーを曳航(えいこう)していたワイヤーが切れ、腐海へと堕ちそうになっていることに気付きます。
生存を諦めた人質たちはナウシカに手を振り、最後の声をかけてきましたが、機内の荷物を棄てれば助かる望みはありました。ナウシカはみなに言うことを聞かせるため、腐海では必須となっているマスクを取り外し、命がけで皆を救う決意を見せました。
それまで空を飛ぶシーンでは、ナウシカはマスクを身に付けていたり服の色が違ったりするなど、顔と脚の色を同時に比較するのは少々難しい状況となっていました。
しかし51分30秒前後のこのシーンではナウシカの顔の色と、脚やお尻の色が全く違うとはっきり描写されています。ナウシカは「履いていた」のです。
さらに56分15秒前後のシーンでは王蟲との対話の際に上着が消えています。このときナウシカは上半身にも肌着を身に着けている描写がありました。
1時間25分前後のシーンでは、ペジテ市民に捕らわれたナウシカを救うためにある少女が身代わりになってくれます。このとき服を交換する際に少女が上下に肌着を身に着けていることを確認できました。おそらくはナウシカも近い服装をしているのでしょう。
もっとも、設定画には「ズボン」「ズボンはズボン」と指定がなされており、履いていることは最初から決まっていたようです。それでもあの人肌に近いベージュ色のズボンは、いまなお多くの青少年たちに多くの夢を見せてくれる重要な存在なのではないでしょうか。
引用元: ・【ジブリ】「ナウシカ」はノーパン? 公開当時に意見割れた「履いてない」説 [ネギうどん★]
パンチラがフェチだろあの人
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