アメリカのトランプ政権が中国からの輸入品に対する追加関税をあわせて145%に引き上げたのに対し、中国政府は11日、アメリカからの輸入品にあわせて125%の追加関税を課すと発表し、米中が追加関税の応酬を繰り広げています。
これについてアメリカ、ホワイトハウスのレビット報道官は11日の記者会見で、「中国がアメリカと取り引きを行う意向があるのなら、報復を続けることは中国にとってよいことではない」と述べて、中国は報復措置をとるべきではないと強調しました。
その上で「トランプ大統領は中国との取り引きに前向きであることを明確にしている」と述べました。
一方、アメリカが今後、さらに追加関税を引き上げても中国は相手にしないとしていることについて、「中国側の譲歩と見ているか」と問われたのに対し、「中国への関税率は145%の水準のままだ」と述べて、関税率に変更はないと説明しました。
また、レビット報道官は、相互関税を90日間、停止した貿易相手国などとの交渉をめぐって、これまでに15以上の提案があったと明らかにし、「トランプ大統領は90日が過ぎる前によい取り引きが成立することを期待している」と述べました。
NHK NEWS WEB
2025年4月12日 5時24分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250412/k10014777351000.html
引用元: ・米報道官 “トランプ大統領は中国側との取り引きに前向き” [香味焙煎★]
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