米国のトランプ大統領がこう不満を漏らすと、石破首相や林官房長官らが集まった首相公邸の一室に緊張感が漂った。
7日夜に行われた日米首脳電話会談でトランプ氏は「日本はアンフェア(不公平)だ」と主張し、市場開放を迫った。
米国にとって、日本の自動車は対日貿易赤字の象徴だ。トランプ大統領が7日の電話会談で石破首相に行ったような主張は過去にもあった。
晋三回顧録(中央公論新社)によると、2014年4月、当時の首相に対し、オバマ大統領は東京・銀座のすし店で「自分はこの店に来るまで、米国車を一台も見ていない」と詰め寄った。氏は「外を見てみましょうか」と提案。
BMWやベンツなどを挙げ、「いくらだって外車は走っている。でも米国車はない。左ハンドルのまま売ろうとしている」と切り返した。
日本では、米国車を含め、自動車への関税はゼロだ。米国が問題視する規制などの非関税障壁に関しても、ドイツ車は米国車と同じ扱いを受けつつ、日本市場に浸透している。
石破首相は氏と同様にトランプ氏へ反論したい衝動を抑えつつ、「関税問題については閣僚レベルで協議をやりませんか」と持ちかけ、トランプ氏も「じゃあ窓口を設けよう」と応じた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/698a8e0df8e626a3994e5a4185c85b5768b49ba4
引用元: ・【日米首脳電話会談】トランプ大統領 「日本はアンフェア(不公平)だ、日本に何度か行ったが、街で米国の車は一台も見かけなかった、日本の車は米国中を走っている、どういうことなんだ」
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