宇部市は、後を絶たない悪質な電話勧誘や振り込め詐欺の被害を未然に防止するため、モニター事業として高齢者に無料で警告メッセージ付き通話録音装置を貸し出している。
犯人グループは録音を嫌う習性があるとされ、装置には犯行の入り口となる電話を遮断する効果が期待される。
市内でも特殊詐欺による被害が増加している。
市民活動課によると、2015年のうそ電話詐欺の被害件数は13件で被害額は3180万円だったが、昨年は件数こそ17件だったものの、被害額は1億4061万5000円と5倍近くになっている。
録音機は自宅の固定電話に取り付けて使用する。
電話をかけた側には呼び出し音が鳴る前に、「この電話は被害防止のため、会話内容を録音します」というアナウンスが流れ、自動で録音が始まる仕組みだ。
市は15年度から65歳以上の人が居住する世帯への一定期間の無料貸与を始め、10年間で264世帯が利用。
始めた当初は1回の募集で16世帯だったが徐々に増え、昨年度は年に2回で定員がほぼ満員になるほどの人気だった。
より多くの市民に利用してもらうため、今年度は初回申込者に優先的に貸し出す予定にしている。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/cac558eabe3370bc3f93b2548ed13971056263ef
引用元: ・【山口】詐欺防止に警告メッセージ付き録音装置 市が貸し出し、モニター募集
発信地と発信者の特定も
大事な物を失う前に
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