人口動態統計によると24年の死者数(速報値)は約161万人だった。自宅で1人で亡くなった高齢者は単純計算で3.6%にあたる。
警察庁は24年に通報や医師からの届け出で警察が取り扱った遺体(自殺を含む)のうち、自宅で一人で死亡した人を集計した。年齢別では85歳以上が1万4658人と最も多く、75〜79歳が1万2567人、70〜74歳が1万1600人と続いた。
65歳以上の遺体のうち、死亡推定時点から発見までにかかった日数は「当日から1日」が最多で39.2%を占めた。「1カ月以上」は7.8%にあたる4538人だった。
警察幹部によると、定期的に様子を見にくる親族や知人がおらず、郵便物が不自然にたまっているといった通報で発見に至る事例もあるという。
都道府県別では東京都(7699人)が最も多く、大阪府(5329人)、神奈川県(3659人)、愛知県(3411人)などが続いた。
24年4月施行の孤独・孤立対策推進法は孤独や孤立を「社会全体の課題」と位置づける。政府はワーキンググループを立ち上げ、孤独死・孤立死の実態把握を進めてきた。警察庁は議論を深めるためデータを集計した。
11日に公表されたワーキンググループのとりまとめは、一人暮らしの自宅で亡くなった遺体のうち、死後8日以上経過していたケースについて「生前に社会的に孤立していたことが強く推認される」とした。24年では全年齢で2万1856人が当てはまる。
ワーキンググループは単身高齢世帯などが増加し、孤独・孤立問題の深刻化が懸念されると指摘。生前に社会とのつながりを失い孤立死に至ることを予防する必要があると強調した。
朝日新聞 2025年4月11日 19:15
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE1144T0R10C25A4000000/?n_cid=SNSTW001&n_tw=1744366695
引用元: ・【孤独死】65歳以上が76.1%、5.8万人 24年、警察庁が初集計 [蚤の市★]
自分は無職になったら早く死にたい
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