3月24日、横浜港に到着した1台の戦車。
旧日本陸軍が使用していた九七式中戦車改だ。
敵の戦車の堅い装甲板を貫通するほどの攻撃力を誇った一方、これまで国内には1台も現存する車体がなかった。
実現させたのは防衛技術博物館を創る会の小林雅彦 代表。
防衛技術博物館を創る会
小林雅彦 代表:
本当にアメリカ人が大事にしてくれていましたからこれを今度私たちがバトンタッチして受け継いで歴史の証人として次の世代に残していかなければいけないので
元々はアメリカのテキサス州にある太平洋戦争国立博物館で半世紀以上展示されていた九七式中戦車改。
交渉を始めてから7年かけての帰還となったが、小林さんが国産の戦車を“帰国”させるのはこれで2回目だ。
2023年4月にお披露目された国産の九五式軽戦車。
イギリスで保管されていたものを交渉の末に日本へと持ち込み、仲間と共に走行できるまで修理した。
お披露目会に来たファン:
こういったものを後世に語り継いでいくというのは大事なことなんじゃないかと。おかえり九五式戦車僕らのためにありがとうですね
お披露目会に来たファン:
思ったより(車高が)高いですね。映画とかゲームだと小さい戦車だったが、まさかこんなに大きいと思わず。こんな機会なかなかないと思うので、2台目・3台目があったら申し込もうと思っている
9年前には世界初の小型四輪駆動乗用車として日本で開発された九五式小型乗用車、通称「くろがね四起・前期型」を復元。
防衛技術博物館を創る会
小林雅彦 代表(2016年):
(くろがね四起は)日本の当時の工業技術で作れなかったものを設計で補うなど工夫をたくさんしていて、突き詰めていくとその工夫は足りない部分を補うためであり、すごいアイディアが詰まっている。現物が残っているというのは、それを見ることができるということなので、現物を残す大切さを感じてほしい
さらに、北海道で除雪車として使われていた九五式軽戦車を改造したブルドーザーを譲り受けるなど、戦時中に使用された戦車や軍用車を技術遺産として後世に残そうと地道に活動を続けてきた。(以下ソースで
4/8(火) 19:00配信 テレビ静岡NEWS
https://news.yahoo.co.jp/articles/d45e5b94fdd528e415120f703912b46a5e655482
画像 九七式中戦車改と小林さん
https://news.yahoo.co.jp/articles/d45e5b94fdd528e415120f703912b46a5e655482/images/000
横浜港に到着した「九七式中戦車改」
https://news.yahoo.co.jp/articles/d45e5b94fdd528e415120f703912b46a5e655482/images/001
お披露目された「九五式軽戦車」(2023年)
https://news.yahoo.co.jp/articles/d45e5b94fdd528e415120f703912b46a5e655482/images/002
復元された「くろがね四起・前期型」
https://news.yahoo.co.jp/articles/d45e5b94fdd528e415120f703912b46a5e655482/images/003
引用元: ・【兵器】国内には現存していなかった九七式中戦車改が“帰国” 防衛技術博物館の建設目指す男性の情熱と夢 [シャチ★]
反戦の誓い
コメント