前回・前々回の記事では、過去5年間の日本におけるNetflixランキングの変化を確認してきた。そこでは、日本アニメが『鬼滅の刃』や『SPY×FAMILY』、『呪術廻戦』など常に上位にランクインし、2024年からは『地面師たち』や『不適切にもほどがある!』など日本の実写コンテンツも上位を占めるようになった。
そのなかで韓国ドラマの強い影響力も確認できた。2021年から2022年にかけて『愛の不時着』や『イカゲーム』、『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』などが上位を占め、大ヒットを次々と生み出してきた。韓国ドラマは演出の水準、脚本の質、俳優の演技力など、作品の総合力が国境を越えて評価され、Netflixの看板コンテンツとしての地位を確立した。しかし、日本のNetflixにおけるその存在感は、近年急激に失われている。
韓国ドラマは、2021年はランクイン作品の70.4%を占めていたが、その割合を徐々に落としていった。今年は14.7%まで減っている。その一方で、着実にそのシェアを広げているのは、日本の実写作品──おもにドラマだ。2021年は4.8%しかなかったそのシェアは、今年はその10倍近くの42.2%まで高まった。
その要因は、日本ドラマの人気もあるが、有力な韓国ドラマが他の動画配信サービスとの争奪戦になっていることも関係している。
たとえば今年公開された『魔女-君を救うメソッド-』は、韓国のNetflixでは配信されているものの、日本ではU-NEXTの独占配信だ。また、2023年の韓国ドラマで最高傑作との呼び声もある『ムービング』はDisney+の独占、BLACKPINK・ジスが出演する『ニュートピア』はAmazonプライム・ビデオの独占だ。
Netflix、U-NEXT、Disney+、Amazonプライム・ビデオ、Hulu──これらの配信サービスでは、有力コンテンツである韓国ドラマの日本配信権を奪い合う状況にある。よって、Netflixにおける韓国ドラマの相対的な存在感の低下が、ただちに韓国ドラマの人気低迷を意味したとも言えないのである。
昨年11.7%までヒットのシェアを落とした韓国ドラマだったが、今年3月までの第1四半期ではやや復調傾向が見られる。『イカゲーム』シーズン2のヒットをはじめ、Netflixオリジナルの『おつかれさま』と『弱いヒーロー』のヒットがそれを示している。
とくに『弱いヒーロー』は、2025年のランキングに含まれる最終週の3月30日付で初登場1位を獲得。元Wanna Oneのパク・ジフンが主演するこの作品は、本国では2022年に公開された。日本でも2023年以降にHuluやAmazonプライム・ビデオなど複数の動画配信サービスで公開されたが、今年3月にNetflixも日本で配信することになった。
そして4月25日からは、シーズン2がNetflixで独占配信される予定だ。『ペーパー・ハウス』や『MANIFEST/マニフェスト』など、人気作の続編からNetflixが製作参加して独占配信権を得るケースは過去にもあるが、『弱いヒーロー』もそのケースだと見られる。今年のランキングではかなり上位に来ることが予想される。
『イカゲーム』も6月に最終章であるシーズン3が公開予定だ。どれほどヒットが拡大するかにも注目だ。
松谷創一郎
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/a45c0190fa0f3b0b51c32140ac0b344f5c1ba336
引用元: ・【韓流】70%から15%へ、激減した韓ドラの存在感──Netflix日本:2021-2025作品割合 [4/10] [昆虫図鑑★]
だから独占で目先の金を追う
格安にしてくれないと買ってくれないぞ
そもそもこれが不自然だろw
明らかに工作
K-popと同じだわ
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