昨年9月末ごろから休職していたが、静養中にウサギの動画を見て興味を持ったという。
翌月に一度、大津市の当時の自宅から大久野島へ。このときは単に見て楽しむに過ぎなかった。
その後、ウサギが生態系の底辺近くに位置付けられると知る。悲鳴を上げたり、解体されたりする動画を見るうちに、嫌がるウサギの反応を見たいと思うようにもなった。
以降、島への渡航は4回。1月9日と同21日、ウサギを蹴ったり、口にはさみの刃を差し込んだりし、計7匹を死傷させたなどとして起訴されたが、
環境省によると、昨年11月から男の現行犯逮捕(今年1月21日)翌日までに、ウサギの不審死は99匹に上ったという。
引用元: ・ウサギを蹴り、ハサミを口に突っ込み、鼻を切り落として殺した会社員さん、求刑懲役1年
ウサギの体内に挿入されたはさみの刃体の長さは7センチに達し、ウサギの骨が「ポキ」という音とともに折れ、悲鳴を上げているものもあった。
同じく証拠採用された男の供述調書などによると、ウサギの毛を抜く▽耳をひきちぎる
▽鼻の穴をハサミで切る▽頭を踏みつける-行為にも及んでいた。もちろん、体重は人と比較にならない。
被告人質問で、虐待の直接的なきっかけとされるSNS(交流サイト)上の動画は「関連」で目に留まったと証言した。
虐待欲求が高まり、「自分は異常だ」と感じ、当初は愛玩動物に対する暴行に躊躇(ちゅうちょ)こそあったが、
「周囲に知られるのが嫌」で、自身の異常さを誰にも相談できなかったと明かした。
弁護人から「あなた以外がウサギを虐待していたらどう思うか」と聞かれると、「うーん…」と数秒考え込み、言葉を絞り出した。
もっとも、小さな命の重さを自覚したようで、男は「とんでもないことをした」(検察官による被告人質問)と弁解した。
島のボランティアや環境省の職員にも謝罪する意思を示したが、検察側は論告で「犯行は残忍かつ危険で悪質だ」と非難。懲役1年を求刑した。
男は逮捕時、会社員だった。名前が報道され、「会社に迷惑がかかる」と依願退職。会社の寮に住んでいたため、今は無職で住所不定だという。
news.yahoo.co.jp/articles/5b8037b90474c4f011d300ac902352e38b043ccf?page=1
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