同法人の松波英寿理事長は「患者さんがいち早く社会復帰するための取り組みの一環」と話している。
同法人によると、コロナ禍の影響などによるペットブームや単身世帯の増加により、一人でペットを飼う人が増え、「犬が心配で家を空けられない」といった理由で入院を拒否する患者が出てきている。その結果、入院の時期が遅れてしまい、病状が悪化するケースが問題化しているという。
急性期の患者を対象に、松波総合病院の医師が問題ないと判断すれば、敷地内に新たに設置したペットホテル「ペットおあずかりセンター」でペットの犬を預かる。愛玩動物看護師が世話し、患者は入院中も面会できる。
ケージを用意し、5~10匹ほどを受け入れられる。料金は犬の大きさや期間などで変動する。
急性期医療を終えたら、海津市医師会病院に新設した「ペットと一緒に入院できる病棟」に転院する。患者は治療を継続しながら、ペットの世話ができる。屋外には犬が走れるドッグランも整備し、犬の健康にも配慮した。
病棟に入る際に犬と他の患者との動線を分けるため、ペット用の入り口を作った。現在は5床のベッドを用意しており、今後申し込みの状況に応じて拡大していく予定だ。海津市医師会の冨成伸育会長は「患者さんのためにもいい結果になると思う」と語る。
病院の敷地内でペットを預かったり、ペットと一緒に入院できたりする施設は全国的にも珍しいといい、松波理事長は「沖縄から北海道まで受け入れたい」とアピールしている。
[読売新聞]
2025#/4/6(日) 13:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/4a5e8e93f66d8301c60ab14ab5430cfe92568ccb
引用元: ・【老後】愛犬とともに入院生活を…同居病室やドッグランなど整備「ペットと過ごすと心が安らぐ」と期待 [煮卵★]
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