拉致啓発アニメ「めぐみ」全国生徒視聴要請に文科相明言せず「官僚答弁は結構」維新西田氏

西田氏は質問で、大阪府内では全府立学校の生徒が在学中に「めぐみ」を視聴する取り組みが行われていると紹介。
「大阪では拉致問題は風化せず、大事な問題であるということを多くの生徒が認識している。全国の学校に毎年視聴してもらいたい」
として、阿部氏に全国の都道府県教育委員会に対して大阪と同様の取り組みを行うよう通知することを求めた。

阿部氏は「政府の拉致問題対策本部のホームページで、英語、中国語、韓国語、ロシア語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、
イタリア語（のものが）無料でダウンロードできる。活用状況は網羅的に把握はしていないが、この動画コンテンツを活用した
拉致問題に関する授業が行われている」と説明。「若い世代に一層理解をしてもらうように取り組んでまいりたい」と述べた。

西田氏は「官僚答弁は結構だ。『大阪でやっていることを全国でもしっかりやるように私は言います』という一言でどれだけの人が救われ、
拉致被害者のご家族も希望の光を見出せる。無理か」と重ねて質問したが、
阿部氏は「意見を拝聴し、できることはしていく。しっかりと取り組んでいく」と述べるにとどめた。

2025/4/3 11:08
https://www.sankei.com/article/20250403-7HF763MCK5COZMCAPCYW5F6RTE/