社員B氏は「厳正に処分するつもり」フジ清水社長が回答「結構問題が多かった社員だと認識」
中居正広氏の女性トラブルに端を発した一連の問題を受け31日、第三者委員会の調査報告書が公表され、フジテレビの清水賢治社長(64)が会見を行った。
問題のポイントの1つであった、週刊文春などで「編成幹部A氏」などと表現された、トラブルに関わっていたとされる社員について、報告書内では「B氏」と記された。
2023年6月2日に起こった事案のB氏の関与について、清水社長は「関与はなかった、と報告書でも認定されています」とした上で、
「ただし、他の類似事案もBはかなり出てきています。指摘されている限りですと、結構問題が多かった社員だと認識しています」と説明。「事実関係を確認し、厳正に処分するつもりであります」と述べた。
報告書では「本件は、CX(フジテレビ)の社員である女性アナウンサー(女性A)が、同社の番組に出演している有名男性タレント(中居氏)から性暴力による重大な人権侵害の被害を受け、CXは女性Aから被害申告がなされたにもかかわらず適切な対応をとらず、漫然と中居氏の番組出演を継続された事案である」と表現。
「女性Aは、業務復帰を希望していたが、断念して退職せざるを得なかった」と記された。
同委員会は「2023年6月2日に起こった事案の、中居氏が女性Aを会合に誘った行為に関して言えば関与はなかったが、しかしながら本事案の2日前に同じ場所(中居氏所有のマンション)で開催されたBBQの会については、その経緯からすれば、女性Aも、B氏らも、CXの業務として参加したと評価できる」とした。
さらに「このことに加えて、(B氏らの存在も踏まえた上で)『メンバーの声かけてます』として誘われたことが、女性Aにおいて、本事案当日の食事の誘いをBBQの会と同種の会合と認識したことに影響を与えている」と指摘し、
「中居氏と女性Aとの関係性、両者の権力格差、CXにおけるタレントと社員との会食をめぐる業務実態などから、本事案はCXの『業務の延長線上』における性暴力であったと認められる」と記した。
同委員会の報告書によると、23年5月28日に、中居氏がショートメールで同局社員B氏に連絡し、天気が悪かったため予定していた先輩タレント2人とのゴルフをキャンセルし「BBQの会」を開催するとして誘うとともに「男同士じゃつまらんね。女性いるかなね。一般はさすがにね。となり、フジアナ誰か来れるかなぁ。」と女性アナウンサーの同席の手配を依頼した。B氏は「アナウンサー調整してみます」などと答えた。
「BBQの会」後、中居氏とB氏と女性Aは、すし店で飲食したという。その席上で、B氏が「(2人は)つきあっちゃえばいい」と言った軽口を言ったが、女性Aは、とんでもないとして、即座に否定したとヒアリングで語ったという。
女性Aは、中居氏の求めにより、携帯電話番号も交換したという。この2日後、中居氏が女性Aを呼び出し、第三者委員会が性加害と認定した事案が起こった。
引用元: ・フジテレビ・清水社長、社員B氏は「厳正に処分するつもり」「結構問題が多かった社員だと認識」 [冬月記者★]
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