近年、「永代供養」を巡ってトラブルが報告されている。
「永代」「合祀」「合葬」などという専門用語がわかりにくい上、内容をよく理解せずに契約した結果、取り返しのつかない事態を招くこともある。
昨今、「永代供養」が墓の主流になりつつある。だが、永代供養とは何か、と説明を求められれば、明快に答えられる人はあまりいない。長年、墓の調査・研究を続けている者ですら簡潔な説明に窮するのだから、多くの消費者はよく分からないまま、永代供養墓を買い求めてしまっている恐れがある。
まず、「永代供養」には、大きく異なる2つの種類があることを知ってほしい。
■江戸時代から続く「本来の永代供養」
江戸時代の寺請制度時代から続いてきた「本来の永代供養=永代祠堂(えいたいしどう)」と、永代祠堂から派生した「現代の永代供養」である。
前者の永代祠堂の利用者は、菩提寺の檀家であることが前提だ。
墓や仏壇の継承者がいなくなった(いなくなりそうな)場合に、遺骨を合祀墓に移し、位牌を菩提寺の位牌堂に祀って、住職が「永代にわたって」供養する。
毎日、回向する位牌を「日牌(にっぱい)」、月命日に回向する位牌を「月牌(がっぱい)」などという。
戒名は永代祠堂台帳に記載され、菩提寺で永続的に受け継がれる。
赤の他人同士が合祀され、一冊の永代祠堂台帳に記載されて、回向されるのだから、供養の期限は「ほぼ永久」と捉えてよいだろう。
永代祠堂のポイントは「菩提寺が」責任をもって供養してくれるところにある。
永代祠堂は、現在も多くの寺で受け継がれてきている。
■「本来の永代供養」から派生した「現代の永代供養」
一方で「現代の永代供養」は、ちょっとニュアンスが違う。
先述のように「本来の永代供養(祠堂)」は、一族で祀り続けることのできなくなった故人を、菩提寺が代わって供養し続けるものだ。
だが、「現代の永代供養」の特徴はそんなにシンプルではない。
主に次の4つの特徴がある。
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① 檀家でなくとも誰でも買える(一見でも受け入れてくれる)
② 宗旨宗教を問わない
③ 多くが期限付きの供養
④ 納骨期限を迎えれば合祀墓等に改葬される。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/3d3951dc1b07b5cf18e8574cd4634e8da3fa4a14
引用元: ・【お墓】「永代供養」をうたっているのに「期限付き」という大矛盾…専門家も仕組みを説明できない永代供養のややこしさ
あれは仏教の呪文じゃ
みんな無限に供養して欲しいのか?
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