「ライプラ!」のコーナーでは、昨今問題視されている“引っ越し難民”について取り上げました。
◆引っ越し難民が急増中! その要因は?
異動や進学などで引っ越しを検討する人が多い3月。
インターネットの料金比較サイトを調べてみると、ここ数年の3月の引っ越し料金の相場は、年々上昇しています。
また、トラックドライバーの不足による手配の難しさもあり、希望した日程に引っ越しができない、いわゆる“引っ越し難民”が増加しています。
千葉県柏市にある大手引っ越し会社「アート引越センター」の関東コンタクトセンターに伺ってみると、午前中からスタッフが見積もり依頼の電話対応に追われていました。
担当者によると、引っ越し業界にとって3月は通常より約2倍~3倍の需要があるかき入れ時。
しかし、それは嬉しい悲鳴かと思いきや、「2024年問題を受けまして、計画的な受注をおこなっております」と話すのは、同社業務部の高鍋部長。
去年4月にトラックドライバーの時間外労働が制限されたことにより、流通業界や運送業界が人手不足に陥っているという2024年問題。
その影響で今年は高まる需要に応えられなかったこともあったそうで、高鍋部長は「1日の引っ越しの稼働件数に関しましては、(2024年問題が)影響を大きく与えております。受注のキャパシティを超えたときには、その日の対応が難しい」と話します。
企業側でも引っ越しルートの最適化やドライバーの求人掲載を増やすなどの対応をおこなっていますが、ピーク時の人員不足や資材・人件費の高騰による価格の上昇は今後も起こり得るということです。
そうしたなか、3月末に引っ越しを予定しているという30代女性に話を伺ってみると、現住居から車で約15分の場所への引っ越しを業者に依頼したところ、117万円という見積もり金額が提示されたということです。
その後、複数の業者から見積もりを取るなどして、結果的に費用は40万円まで下がったそうですが、当時は退去日が迫り、引っ越し難民になる恐怖が頭をよぎったそうです。
◆一時的に荷物を保管できる「トランクルーム」 引っ越し時に短期利用
今後も引っ越し難民の増加が懸念されているなか、荷物の置き場所が見つからない人に向けたあるサービスが注目を集めています。
それは物置代わりにレンタルして荷物を置くことができるトランクルームです。
つづきはこちら
https://news.yahoo.co.jp/articles/585f80f2a5284f44af52ac99b7c7d2343897b24b
引用元: ・【引っ越し難民】高い!運べない!どうする…なぜ今、引っ越しできないのか、その理由とは?
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