直近では法律事務所のジェナー・アンド・ブロックが標的になった。元パートナーのアンドリュー・ワイスマン氏が、2016年の米大統領選におけるトランプ氏とロシアの不透明な関係に絡む疑惑を特別検察官として捜査していたロバート・モラー氏のチームの一員だったためとみられる。
トランプ氏は25日、大統領令へ署名する直前にワイスマン氏について「彼は悪い男だ」と言い放った。大統領令では、ジェナー・アンド・ブロックがトランスジェンダーや移民の権利擁護を法的に支援したことなどもやり玉に挙げられた。
別の法律事務所ポール・ワイスへの大統領令は、トランプ氏の政策支援に協力する条件で撤回されている。元パートナーのマーク・ポメランツ氏は、トランプ氏および同氏の事業面での行動を調査していた。
法律事務所パーキンス・クイもトランプ氏の怒りの対象になった。16年の大統領選本選でトランプ氏の対立候補だった民主党のヒラリー・クリントン氏の陣営のために、トランプ陣営とロシアの金銭的・個人的つながりについての文書作成を調査会社フュージョンGPSに依頼した。
パーキンス・クイは大統領令撤回を求めて起こした訴訟の審理が12日に開かれ、担当した連邦地裁の判事は「トランプ氏はけんか腰を続け、フュージョンGPSの件を私たちに忘れさせたくないようだ。彼はそのことにこだわり続けている」と個人的な復讐心を指摘した。
こうした中で民主党系の20州の法務長官は26日、米国の法曹界に宛てた公開書簡でトランプ氏の法律事務所攻撃を「わが国の司法制度と法曹界に対する明らかな脅威」だと非難。トランプ氏が自身の行動に異議を唱えた顧客を代表したとの理由で、弁護士個々人を名指しして標的にしていると付け加えた。
さらにポール・ワイスがトランプ氏の意向におとなしく従ったことは、大統領令が法曹職に「萎縮効果」をもたらしている証拠だと懸念を示した。
ポメランツ氏は、トランプ氏訴追に向けた自分の取り組みは完全に合法的だったと主張した上で「重要なのは私に関する大統領の発言ではなく、彼が何事においても自分に反対する人々をつぶそうとしていることにある」と述べた。
(略)
https://jp.reuters.com/world/us/74NSHINLFFIQLO4RLJ4F4BORPQ-2025-03-27/
引用元: ・トランプ大統領が法律事務所に「個人的報復」、司法制度危うくすると批判も [Hitzeschleier★]
さすがトラさん
レッドチームやね
コメント