
高野容疑者が最上さんに対して提起した貸金等返還請求訴訟の資料によると、クラブ初訪問の約2週間後、最上さんから高野容疑者へこんなLINEが届いた。
〈申し訳ないんだけどさ、昨日日雇いバイト行った先に財布忘れちゃってまじ手持ちない状態だからちょいお金貸してほしいんよね〉
高野容疑者は〈4万でいいかな〉と応じ、すぐに指定された口座に送金した。
引用元: ・最上あいさんはボーイズバーの“金ヅル”だった 子どもを託児所に預けたまま飲みに行ってトラブルに [662593167]
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■「やたらとお金の借り方に詳しかった」 こうして最上さんは、わずか2カ月の間に250万円ほどの借金を作ってしまったのである。
「たしかに、彼女はやたらと消費者金融からのお金の借り方に詳しかったです」
とは、最上さんが勤めていた山形市内のクラブ関係者。
「彼女は仲の良いお客さんから投資について教えてもらっていたようで、ネット証券などの投資話にも詳しかった。周囲には“ふわっちで500万円稼いだ”と話していたこともあって、お金はそれなりにあるんだろうなと思っていました」
■「彼女を“金ヅル”としてした」
金の使い方は、やはり無軌道だった。
「山形駅前の夜の店のキャッチやボーイの間では、彼女は金遣いが荒いと有名でした。ボーイズバーでお気に入りの男性スタッフのためにシャンパンを入れる、といった“貢ぎ癖”があったようです。それも、一人だけではなく複数人のお気に入りがいた。よくお金が続くなと思っていました」(前出のクラブ関係者)
高野容疑者をカモにした最上さんだが、彼女もまたカモにされていた。
「キャッチやボーイは彼女をある意味で“金ヅル”として、自分の店に来るように盛んに声をかけていたようです。2~3軒のバーにはいくらか売り掛けがあって、結局支払われないままになっています」(同)
■「“子どもを児童相談所に連れて行かれた”と数日泣いていた」
このような日々を送っていた彼女は当時、母子支援施設に身を寄せるシングルマザーだった。勤務の際には、託児所に子どもを預けていたという。
ところが、
「バックヤードで、“子どもを児童相談所に連れて行かれた”と、数日にわたって泣いていることがありました。それは、子どもを託児所に預けたまま彼女が飲みに行ってしまい、託児所から店に連絡が入るということが度々あったからだと思います。子持ちの女性がそれなりにいる店なので、彼女の飲み歩きを母親としてよくないことだと眉をひそめる従業員も少なくありませんでした」(前出のクラブ関係者)
当初こそ毎日のように出勤していた最上さんだが、徐々に出勤日数は減っていき、入店から1年足らずでなんの連絡もなしに飛んでしまった。それから2年後、クラブ関係者に届いたのは、あまりにもむごいニュースだった――。
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